安全装備

毎日の安心と、クルマの楽しさを支える。スズキの安全技術

スズキセーフティーサポート 基本安全 予防安全 衝突安全

スズキの安全技術、それは、
乗る人の毎日を想い、小さなクルマで大きな安心を届ける技術。

前方・後方の視界をしっかり確保するための大きな窓や
視認性の高いディスプレイ、操作しやすいスイッチ類など、
誰もが安心して乗れる運転のしやすさを考えた基本安全。
ヒヤリとする一瞬までも最小限に抑え、
事故そのものを未然に防ぐ予防安全技術「スズキ セーフティ サポート」。
衝撃吸収ボディーをはじめ、万一の衝突被害を軽減する衝突安全。

培い続けてきた安全技術の数々が、いつも、毎日の安心につながっていること。

小さなクルマに、大きな安心をのせて。
スズキは、人とクルマの楽しい毎日を支え、事故のない未来に向けて走り続けます。

基本安全 運転しやすく安心して乗れる技術

見渡しやすい、視界の広さ。

視界性能

視認性を向上させることで、右左折時の横断歩行者や交通状況を把握しやすくしています。

ラクな姿勢で、快適に運転。

運転姿勢と操作系

シートの配置や適切な操作性の確保により、運転時の疲労を低減します。

見やすく、操作しやすいレイアウト。

インターフェース

メーターやディスプレイの視認性、スイッチ類の最適配置で運転に集中できます。

  • *ナビゲーション、オーディオ交換ガーニッシュは販売会社装着アクセサリー(別売)です。また、ナビゲーション付属品は、撮影のため取り外しています。
  • *メーターパネルおよびマルチインフォメーションディスプレイは機能説明のために点灯させたものです。実際の走行状態を示すものではありません。
  • *画面はハメコミ合成です。

予防安全 危険な場面にあわないための技術

安心して、楽しくスズキのクルマに乗っていただきたいという想いから生まれた「スズキ セーフティ サポート」。事故を未然に防ぎ、お客様の万一のときの安全を確保するために、運転をサポートする様々な技術で、ヒヤリとする場面も限りなくゼロに近づけていきます。

SUZUKI Safety Support

*写真は作動イメージです。

Photo:ボディーカラーは(左)コスミックブラックパールメタリック(ZCE)、(中)サバンナアイボリーメタリック ブラック2トーンルーフ(A9N)、(右)クールホワイトパール(ZNL)

「車間距離の確保」をサポート。

アダプティブクルーズコントロール(ACC)[全車速追従機能付]

ステアリングのACCスイッチを操作すると、ミリ波レーダーで先行車との距離を測定。設定した車間距離を適切に保ちながら加速・減速、さらに停止まで自動追従します。高速道路での長距離運転や渋滞走行時の発進・停止を頻繁に繰り返す状況などで、運転操作の負担を軽減します。

  • ●追従走行は、約40km/h未満でも作動し、停止まで継続します。
  • ●追従走行中の先行車が停止すると自車も停止し、その後約2秒でブレーキは解除されます。停止を続ける場合は、必ずブレーキペダルを踏んでください。
  • ●道路状況および天候状況等によっては、ご使用になれない場合があります。また、ACCの制御には限界があります。装置を過信せず、常に安全運転に努めてください。
例:100km/hに設定した場合
■定速走行

先行車がいない場合は、ドライバーが設定した速度をキープ。

■減速走行

先行車の車速に合わせて減速して走行。

■追従走行

先行車の車速に合わせて走行。

■追従走行/停止(全車速に対応)

先行車が停止した場合、自車も停止。約2秒間は停止を保持。

■加速走行

先行車がいなくなると、設定した速度まで加速して定速走行。

  • *イラストは高速道路や自動車専用道路での走行例です。
<アダプティブクルーズコントロール(ACC)[全車速追従機能付]について>■運転支援を目的としています。■検知性能・制御性能には限界があります。これらの機能に頼った運転はせず、常に安全運転を心がけてください。■状況によっては正常に作動しない場合があります。■ご注意いただきたい項目がありますので、必ず取扱説明書をお読みください。<作動条件>●先行車を検知せず約40km/h以上、または先行車を検知して約1km/h以上で走行中にシステムをONにした場合。

車線変更時の安全確認をサポート。

ブラインドスポットモニター[車線変更サポート付]

走行中、リヤバンパーに内蔵したミリ波レーダーで隣接車線の後方から接近する車両を検知し、検知した側のドアミラーインジケーターが点灯しドライバーにお知らせ。その状態で点灯した側にウインカーを操作すると、インジケーターの点滅とブザー音によりドライバーに注意を促します。

*注意を促す際は、点滅します。

バック時の安全確認をサポート。

リヤクロストラフィックアラート

駐車場などで後退しているとき、リヤバンパーに内蔵したミリ波レーダーで自車の後方左右から接近する車両を検知。マルチインフォメーションディスプレイの表示とブザー音によりドライバーに注意を促します。

「車線をはみ出さない」をサポート(抑制)。

車線逸脱抑制機能

機能をONの状態で走行中、単眼カメラが左右の区画線を検知。車線逸脱の可能性が高いとシステムが判断した場合に、ドライバーに車線逸脱防止方向へのステアリング操作を促し、車両を車線の内側に戻すように支援をします。

  • ●車線逸脱抑制機能はドライバーがステアリング操作をしている間のみ作動します。
  • ●ドライバーの緊急操舵時は、ドライバーの操舵を妨げません。
  • ●ウインカーが出ている間は、車線変更の意図があると判断し、車線逸脱抑制機能を一旦停止します。

「車線をはみ出さない」をサポート(警報)。

車線逸脱警報機能

走行中に左右の区画線を検知して進路を予測。前方不注意などで車線をはみ出しそうになると、ブザー音などの警報によってドライバーに注意を促します。

「ふらつかない」をサポート。

ふらつき警報機能

走行中に左右の区画線を検知して、自車の走行パターンを計測。車両が蛇行するなど、システムが「ふらつき」と判断した場合、ブザー音などの警報によってドライバーに注意を促します。

「出遅れない」をサポート。

先行車発進お知らせ機能

停車中、前のクルマが発進して約5m以上離れても停車し続けた場合、ブザー音やメーター内の表示によって、ドライバーに先行車の発進をお知らせします。

「標識を見逃さない」をサポート。

標識認識機能

走行中に、単眼カメラが認識した“最高速度”、“はみ出し通行禁止”の標識を標識通過後にメーター内に表示し、ドライバーにお知らせします。

走行中に、単眼カメラが認識した“車両進入禁止”の標識を標識通過前にメーター表示でドライバーにお知らせします。

予防安全 危険が迫った時に回避するための技術

  • *ナビゲーション、オーディオ交換ガーニッシュは販売会社装着アクセサリー(別売)です。また、ナビゲーション付属品は、撮影のため取り外しています。
  • *画面はハメコミ合成です。
  • *メーターパネルおよびマルチインフォメーションディスプレイは機能説明のために点灯させたものです。実際の走行状態を示すものではありません。
  • *写真はイメージです。

人にもクルマにも作動し、「ぶつからない」をサポート。

デュアルセンサーブレーキサポート

前方の車両や歩行者を検知し、衝突のおそれがあると判断すると、ブザー音やメーター内の表示によってドライバーに警告。ブレーキペダルを踏むと、ブレーキ踏力をアシスト。衝突の可能性が高まると、自動で強いブレーキをかけ、衝突の回避または衝突時の被害軽減を図ります。

  • *衝突被害軽減ブレーキ機能作動時は強いブレーキがかかりますので、走行前に全ての乗員が適切にシートベルトを着用していることをご確認ください。
  • *衝突被害軽減ブレーキ機能による車両停止後は、クリープ現象により前進しますので、必ずブレーキペダルを踏んでください。

「前に飛び出さない」をサポート。

誤発進抑制機能

駐車場などで、前方に壁などがあるにも関わらずシフトをD・M(前進)の位置でアクセルペダルを強く踏むと、最長約5秒間、エンジン出力を自動的に抑制。急発進・急加速を抑えて、踏みまちがいなどによる衝突回避に貢献します。

*ブレーキをかけて車両を停止させる機能はありません。

<ブラインドスポットモニター[車線変更サポート付]・リヤクロストラフィックアラート・車線逸脱抑制機能・車線逸脱警報機能・ふらつき警報機能・先行車発進お知らせ機能・標識認識機能・デュアルセンサーブレーキサポート・誤発進抑制機能について>■運転支援を目的としています。■検知性能・制御性能には限界があります。これらの機能に頼った運転はせず、常に安全運転を心がけてください。■状況によっては正常に作動しない場合があります。■ご注意いただきたい項目がありますので、必ず取扱説明書をお読みください。<デュアルセンサーブレーキサポートについて>■対象物、天候状況、道路状況などの条件によっては、衝突を回避または被害を軽減できない場合があります。■ハンドル操作やアクセル操作による回避行動を行なっているときは、作動しない場合があります。■詳しくは販売会社にお問い合わせください。<各機能の作動条件>●ブラインドスポットモニター[車線変更サポート付]:約15km/h以上で走行中、隣接車線の後方より接近する車両を検知した場合。●リヤクロストラフィックアラート:シフトがRの位置で約8km/h以下で後退中、自車の後方左右から接近する車両を検知した場合。●車線逸脱抑制機能:機能をONの状態で約65km/h以上で走行中、車線の左右区画線を検知し、進路を予測。システムが車線を逸脱すると判断した場合。●車線逸脱警報機能:約60km/h以上で走行中、車線の左右区画線を検知し、進路を予測。システムが車線をはみ出すと判断した場合。●ふらつき警報機能:約60km/h以上で走行中、車線の左右区画線を検知し、自車の走行パターンを計測。システムが「ふらつき」と判断した場合。●先行車発進お知らせ機能:シフトがD・N・Mの位置でブレーキ操作をして停車中、先行車が発進して約5m以上離れた場合。●標識認識機能:走行中に単眼カメラが最高速度、はみ出し通行禁止、車両進入禁止、補助標識「終わり」の標識を認識した場合。●デュアルセンサーブレーキサポート:自車速度約5km/h~約100km/h(対象が歩行者の場合は約5km/h~約60km/h)で走行中、前方の車両や歩行者を検知し、システムが衝突の可能性があると判断した場合。作動したときの速度が約5km/h~約50km/h(歩行者の場合は約5km/h~約30km/h)であれば、衝突を回避できる場合があります。周囲の環境や対象物の動きなどによっては、警報のみでブレーキが作動しない場合があります。また、警報と同時に衝突被害軽減ブレーキが作動する場合があります。●誤発進抑制機能:シフトがD・Mの位置で停車または徐行中(約10km/h以下)、前方約4m以内に障害物を検知している状態で、アクセルペダルを強く踏み込んだ場合。

衝突安全 万が一の衝突被害を軽減する技術

衝突時の衝撃を軽減。

軽量衝撃吸収ボディーTECT[テクト]

衝突時の衝撃を効率よく吸収・分散する軽量衝撃吸収ボディー。高張力鋼板を多用するとともに、コンピューターによる構造解析を駆使して、安全性の向上と軽量化を両立しています。

TECT

*TECTイメージ

6つのエアバッグを標準装備。

SRSエアバッグ

運転席・助手席SRSエアバッグをはじめ、側面衝突時の頭部への衝撃を軽減するSRSカーテンエアバッグ、胸部への衝撃を軽減するフロントシートSRSサイドエアバッグを採用。6つのSRSエアバッグを標準装備しています。

  • ●SRSエアバッグシステムは、シートベルトを補助する装置ですので、必ずシートベルトをご着用ください。
  • ●SRSエアバッグシステムは、衝突の条件によっては作動しない場合があります。また、ご注意いただきたい項目がありますので、必ず取扱説明書をよくお読みください。SRSカーテンエアバッグ、フロントシートSRSサイドエアバッグは、実際の衝突時には衝突側のみ膨らみます。

SRS=Supplemental Restraint System(補助拘束装置)

*エアバッグ膨張時イメージ写真

万一のとき、歩行者へのダメージを軽減。

歩行者傷害軽減ボディー

万一の接触時に、歩行者への衝突軽減を考慮した歩行者傷害軽減ボディー。ボンネットをはじめフロントワイパー周辺、フロントバンパーなど随所に衝撃吸収構造を採用し、頭部だけでなく脚部へのダメージ軽減を図ります。

*衝撃吸収構造部イメージ

万一のときは、体をしっかりホールド。

フロント・リヤELR3点式シートベルト

ELR3点式シートベルトを全座席に装備。フロントシートベルトにはプリテンショナー&可変フォースリミッター機構を、リヤ左右席にはプリテンショナー&フォースリミッター機構を採用。万一の衝突時にシートベルトの拘束性を高めるとともに、乗る人の胸部への衝撃を効果的に緩和します。また、運転席に加え助手席にもシートベルトリマインダーを標準で装備しています。

●助手席に荷物などを載せると、荷物の重さや形状によってはシートベルトリマインダーが作動して、警告音とメーター内の警告ランプが点灯する場合があります。

チャイルドシートもしっかり固定。

i-Size/ISOFIXチャイルドシート対応取付装置(リヤ左右2名分) 

i-Size/ISOFIXチャイルドシートを確実・簡単に取り付けできるので、お子様を乗せるときも安心です。

※国際標準化機構(ISO)が定めたチャイルドシート取付装置に関する規格。

  • ●i-Size/ISOFIX対応チャイルドシートの本車両への適合について、詳しくは車両付属取扱説明書をお読みいただくか、各販売会社にお問い合わせください。
  • ●チャイルドシートを取り付ける際は、車両およびチャイルドシート付属の取扱説明書をお読みください。

首への衝撃をやわらげる。

頚部衝撃緩和フロントシート

後方から低速で追突されたときに、シートバックとヘッドレストが身体の全体を包み込むように受け止め、頚部への衝撃を緩和するフロントシートを採用しています。

その他の安全運転サポート

安定感のある走りをサポート。

ESP(R)[車両走行安定補助システム]

ESP(R)はコーナーなどで横滑りを抑えるスタビリティコントロール、発進・加速時に駆動輪の空転を抑えるトラクションコントロール、急ブレーキ時にタイヤのロックを抑えるABSを総合的に制御。さまざまなセンサーによって走りを監視し、必要に応じてコンピューターがエンジンとブレーキを制御することで車両の安定走行に貢献します。

  • *ESPはMercedes-Benz Group AGの登録商標です。
  • *ESP=Electronic Stability Program
  • *エンジントルク低減の度合いやブレーキをかける車輪とその強さは走行状況により変化します。ESP(R)はあくまでも安定走行を補助する装置です。タイヤと路面間のグリップの限界を超えてスリップや横滑りを起こした場合はESP(R)が作動したとしても、その効果は期待できません。
  • *[ESP(R)OFFスイッチ]を長押しすればESP(R)の作動を停止することができます。

状況に応じてライトやワイパーを自動で作動/停止。

オートライトシステム&雨滴感知オートワイパー

車外の明るさに応じて自動でライトを点灯・消灯するオートライトシステムを採用。また、フロントガラスのセンサーが雨滴を感知して自動的にワイパーのON/OFFを切り替えるオートワイパーも装備しています。

*オートライトシステムイメージ図

後続車に急ブレーキをお知らせ。

エマージェンシーストップシグナル

約55km/h以上で走行中に急ブレーキをかけた場合、自動的にハザードランプを高速に点滅させて後続車に急ブレーキを知らせ、注意を促します。

急な下り坂も安心。

ヒルディセントコントロール

滑りやすい急な下り坂で、ブレーキ操作をしなくても一定の速度(約10km/h)で降坂できるシステムです。気をつかう雪道や砂利道の下りでも安心してステアリング操作に集中できます。

坂道発進も安心。

ヒルホールドコントロール

坂道発進時にブレーキペダルからアクセルペダルに踏み替える瞬間、一時的にブレーキを保持(最長2秒間)。車体の後退を抑えるので、落ち着いて発進することができます。