少ない燃料で車が走るようにどんな工夫をしていますか?
少ない燃料で車が走るように、次のようないろいろな工夫をしています。
- ●少ない燃料でよりパワーの出るエンジンをつくる
- ●エンジンで作ったパワーをよりうまくタイヤに伝える装置(そうち)をつくる
- ●新しい材料を使ったり、部品の形を工夫して車を軽くする
- ●空気の抵抗(ていこう)が少ない車の形をつくる
- ●走るとき抵抗の少ないタイヤを使う
さらに、スズキは、「マイルドハイブリッド」、「新アイドリングストップシステム」、「蓄冷(ちくれい)エアコンシステム」といった仕組みを使い、より少ない燃料で車を走らせるようにしています。
○マイルドハイブリッド
車を止めるときに発生するエネルギーを電気として蓄(たくわ)え、その電気を車で使う電気製品や、出発する時またはスピードを上げる時にモーターに電気を送りエンジンの補助に使用します。
○アイドリングストップシステム
ブレーキを踏んで、車があるスピード以下になった時にエンジンが自動で止まり、ブレーキを離すかまたはハンドルを動かすと再びエンジンが動くようにすることで、車を運転中にエンジンが動いている時間を少なくします。
○蓄冷エアコンシステム
エアコンで蓄冷材(ちくれいざい)を冷やしておき、アイドリングストップによりエアコンが止まっても、冷えた蓄冷材に車の中の空気を通して車内の温度を上げないようにすることで、エアコンを使うためにエンジンを再び動かさないようにします。
マイルドハイブリッドとアイドリングストップが動くと下の絵のようになります。
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