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スズキ株式会社は、日本、フィンランド、ドイツのラリーチームで結成される新しいラリーチーム「チーム スズキ イグニス」がFIA Junior WRC(ジュニア世界ラリー選手権)に、「スズキ イグニス スーパー1600」で参戦するにあたり、これをサポートする (株)スズキスポーツを通じ、同ラリー車開発に関わる技術的支援や、チーム運営のサポートを行う。スズキの国内、海外での小型車の販売促進、並びにラリー支援活動を通じて得られる技術情報の製品へのフィードバックなどにつなげていく計画である。

Junior WRC(ジュニア世界ラリー選手権)とは
Junior WRCは、F1に並ぶモータースポーツ界の最高峰であるWRC (World Rally Championship)へのエントリークラスとしてFIAが若手ラリードライバーを育成する目的で推進しているカテゴリーで、2001年度から始まった競技種目。初年度は「スーパー1600選手権」と呼ばれていた。2001年はWRCの内、カタルニア、アクロポリス、フィンランド、サンレモ、コルシカ、グレートブリテンの全6戦で戦われた。 2002年もWRC全14戦中、次の6戦で当該選手権が争われる。
2002年 Junior WRC イベントスケジュール 
対象イベント※ラリー名開催国期間
第1戦モンテカルロ・ラリーモナコ〜フランス1月17日〜20日
第4戦ラリー・カタルニアスペイン3月22日〜24日
第7戦アクロポリス・ラリーギリシャ6月13日〜16日
第10戦ラリー・ドイチェランドドイツ8月22日〜25日
第11戦ラリー・サンレモイタリア9月19日〜22日
第14戦ラリー・オブ・グレートブリテンイギリス11月14日〜17日
※第○戦の数字はWRCのイベントナンバー

ベース車両は1600ccまでの自然吸気エンジンを搭載する、認証済み市販車ベースの前輪駆動車。60mmφの吸気リストリクター採用、エンジンの最高出力発生回転数は9000回転を下回ることと定められ、各車の戦闘力をほぼイーブンにするよう考慮されている。車両最低重量は950kg。プライベートドライバーのみの参戦を許されているこのクラスでは、そのコストを軽減するために、車両販売価格は10万米ドル以下で、特殊な素材の使用も禁止されている。タイヤの使用本数の制限、メカニックは1台につき4名までなど徹底してコスト削減策がとられている。このカテゴリーにはマニュファクチャラーの直接参加は認められていない。

「スズキ イグニス スーパー1600」 マシン概要
Junior WRCに投入されるスズキのマシンのベース車両はSUZUKI イグニスIGNIS(日本名:スイフト)。パワーユニットは、「M13Aエンジン」をベースに、レギュレーションにあわせ1600に変更。トランスミッションは6速シーケンシャル。「スズキ イグニス スーパー1600」は既に2001年から「アジア・パシフィック・ラリー 選手権(APRC)」に実戦投入されており、田嶋伸博/ジュリア・ラベット組の駆る、「スズキ イグニス スーパー1600」は、第5戦のチャイナラリーにおいてスーパー1600カテゴリーで 優勝。そして二輪駆動車部門でトップの総合6位を獲得した。日本初のJunior WRC仕様ラリーカー「スズキ イグニス スーパー1600」はアジア・パシフィック・ラリー選手権において実戦を戦い、熟成・開発が積み重ねられていたマシンである。


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チーム体制とドライバー
参戦の主体となる「チーム スズキ イグニス」は、日本、フィンランド、ドイツのラリーチームで構成され、それぞれのチームの車両には下記のドライバー、コ・ドライバーが乗る。スズキはこれらJunior WRCにエントリーする各ラリーチームをサポートする(株)スズキスポーツに対し、各種技術支援、チーム運営のサポート、キットパーツの販売支援などをおこなっていく。
 ラリーチームドライバーコ・ドライバー
日本「チーム スズキ イグニス SWT」丹羽 和彦(にわ かずひこ)草加 浩平(くさか こうへい)
フィンランド「チーム スズキ イグニス カンガス」Juha Kangas(ユハ カンガス)Mika Ovaskainen(ミカ オバスカイネン)
ドイツ「チーム スズキ イグニス シェレ」Nikolaus Schelle(ニコラス シェレ)Gerhard Weiss(ゲルハルト ヴェイス)
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