74th
PIKES PEAK
AUTO HILL CLIMB

●パイクスピーク・オートヒルクライム・・・
 
今年で74回を数える世界有数の歴史を誇るレース。毎年7月4日のアメリカ合衆国独立記念日に、コロラド州・コロラドスプリングスで開催され、標高4301mのパイクスピーク山頂までの全長約20km、標高差約1400メートルのコースをいかに速く駆け上がるかを競う世界で最も過酷なタイムトライアルレースだ。
スズキは1989年からこのイベントに参戦、これまで毎年ツインエンジン搭載のモンスターカーでエントリーし少々の事では驚かないアメリカ人たちをあっと言わせている。8回目の出場となる今年はV6 2000を搭載するシングルエンジンのエスクードでの挑 戦となる。

ドライブするのはもちろん“モンスター”田嶋伸博。92年と93年には「アンリミテッド(改造無制限)・クラス」において連続クラス優勝を飾っており 更に昨年1995年は念願の総合優勝を果たすなど今やパイクスピークの顔として注目されている。

●昨年の73回大会のレースドキュメント・・・
 
1995年の第73回大会は、この地方では異例の寒波に見舞われ、コースが大幅に短縮されるという前代未聞のレースとなった。コース脇には雪が残り、路面は一部凍結しているという最悪の状態。そんな中、田嶋選手の駆るスズキ・エスクード(ツインエンジン搭載)は見事念願の総合優勝を達成した。
●95年パイクス仕様「ツインエンジン・エスクード4WD」・・・
 
Car:Suzuki Escudo
Type:SS-13
Engine type:G16B turbo×2
Max. power:Over 800ps/7300rpm
Max. torque:42kgf-m/6500rpm
Drive train:4WD

●今年の見所、2強対決・・・
 
近年、総合優勝の候補は、アンリミテッドクラスに出場する田嶋選手と、ロッド・ミレン選手に限定されており、そのライバル対決は年々激化している。コースレコード更新と2年連続総合優勝を狙う田嶋選手は、昨年までのツインエンジン・エスクードに替え、新たに開発されたV6-2000シングルエンジンをミッドにマウントしたニュー・エスクードを投入。対するミレンは、昨年の雪辱を果たすべく改良を加えたセリカで闘いに臨む。