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2001年11月16日


大人4人がくつろげる広さと、乗る人の心地よさを追求した
新発想の軽乗用車「MRワゴン」発売

 MRワゴン 「X」タイプMRワゴン 「X」タイプ

スズキ株式会社は、新型軽乗用車「MRワゴン」を12月4日より全国一斉に発売する。

「MRワゴン」は、大人4人がくつろいで座れる広い居住スペースと、乗る人の心地よさを追求した数々の新装備・新機構を備えた新型軽乗用車である。


新発想のスタイリッシュな外観
外観は、ボンネットからバックドアまで一体となったスタイリッシュなモノフォルムとし、連続感のあるサイドウインドーのデザインによる伸びやかな側面ラインや、ボンネットのラインに合わせた個性的なヘッドランプ等により、タウンカーとしての新しいデザインを実現した。
 
大人4人がくつろげる広く快適な室内
室内は、実質室内長でFF軽乗用車中最長(スズキ調べ)の寸法を実現、室内高にもゆとりを持たせた。また、乗り降りにちょうど良く運転時に見晴しの良い高さのシートを採用するとともに、足元が広く使えるスライド機構付リヤシートを採用、大人4人がくつろいで乗車できる高い居住性を確保した。

さらにリヤシートに、スライド機構に加え1回のレバー操作でシートを格納し広く平らな荷室に変更できるスズキ独自の「スライド&ダブルフォールディング機構」を採用(FF軽乗用車初)した他、助手席下のシートアンダーボックスなど豊富な収納スペースを設定し、使い勝手の良さにも配慮している。

内装では、インストルメントパネルに、文字盤全体が自発光して浮かび上がる盤面発光式メーターを採用(軽四輪車初)。また、車内空気をろ過するエアコンのエアフィルターにタバコなどの臭いを吸着する「カテキン・エアフィルター」を採用(四輪車初)した。
 
安全性への配慮
安全性への配慮については、64km/hオフセット前面衝突にも対応した、軽量衝撃吸収ボディー「テクト[TECT] 」を採用。性能を向上した運転席・助手席エアバッグを全車に採用したほか、衝突時のシートベルトの効果を高める運転席シートベルト可変フォースリミッター(軽四輪車初)を全車に採用した。
 
「MRワゴン」の特長
 1.コンセプトカーを再現したスタイリッシュな外観デザイン
スタイリングは1999年開催の東京モーターショーで出品したコンセプトカー「MRワゴン」の斬新なモノフォルムデザインを忠実に再現した。
ボンネットからバックドアまで一体感のある個性的でスタイリッシュなフォルム。前方に滑らかに伸びるフロントガラスや、連続感のあるサイドウインドーの処理による伸びやかな車体側面のライン、ボンネットのラインに合わせた個性的なデザインの大型異型マルチリフレクターヘッドランプ等により、タウンカーとして今までにない新しいデザインを実現した。
二重レンズカバーにより品質感の高いリヤコンビランプ、可倒式のルーフアンテナを採用した。
このデザインによりMRワゴンは「2001-2002グッドデザイン賞」を受賞した。
 
 2.大人4人がくつろげる広く快適な室内
実質室内長(運転席ペダルからリヤシートのヒップポイントまで)が1,655mmとFF軽乗用車中最長(スズキ調べ)の寸法を実現、室内高にもゆとりを持たせ、大人4人がくつろいで乗車できる広々とした居住性を確保した。
 
 3.乗る人の心地よさと使い勝手の良さを追求したシート機構
<前席シート>
座面の高さは、乗り降りにちょうど良く、運転時には見晴しが良くハンドル操作の取り回しが楽な高さに設定した。
左右の移動に便利なベンチシート風デザインの「大型セパレートシート(センターアームレスト付)」を採用した。
運転席シートリフターを採用した。
助手席シートには「シートバック前倒し機構」を採用し、長尺物の積込などに配慮した。
 
<後席シート>
スズキ独自の「スライド&ダブルフォールディング機構」を採用(FF軽乗用車初)。左右独立のシートスライド(前後105mm)とリクライニング機能に加え、1回のレバー操作でシートを格納し広く平らな荷室に変更できるダブルフォールディング機能を備えた新機構。
運転席側リヤシートにセンターアームレストを採用した。
 
<乗り心地>
厚みのある大型シートの採用に加え、前輪サスペンションには「横力制御バネ」を採用し、後輪サスペンションはリヤショックアブソーバーを後方配置化することでしなやかな乗り心地を実現した。
 
<シート素材>
内装色に合わせ、ベージュ色内装にはベージュ色のシート生地を、黒色の内装には青色のシート生地を採用した。
シート表皮には織物生地を採用することで、高い質感と新鮮な風合いを持たせた。
 
 4.最新の装備で機能を高め、乗る人の快適性を追求したインテリア
<内装>
インストルメントパネルに、イグニッションキーをオンにすると同時に文字盤全体が自発光して浮かび上がり質感と先進イメージを高める盤面発光式メーターを採用(軽四輪車初)した。(イグニッションオフ時にはメーターは消灯)
また、車内空気をろ過するエアコンのエアフィルターに緑茶抽出のカテキンを混入し、タバコなどの臭いを吸着する「カテキン・エアフィルター」を採用(四輪車初)した。また、花粉除去、抗菌機能も備えた。
Xナビパッケージ、ターボTにはオートエアコンを標準装備した。
車体色に合わせてベージュと黒の2種類の内装色を設定した。
格納式のアシスタントグリップを採用した。
 
<収納スペース 他>
フロントシート間に取り外し可能なメッシュタイプフロアポケットを採用した。
ドリンクホルダーは、フロント用に2個(インパネ内蔵&フロアコンソール)、リヤ用に2個(左右ドアポケット部)、計4個を設定した。
助手席シートバックには、ファスナー付ポケットを含む2つのポケットを採用した。
助手席下に大容量のシートアンダーボックスを採用した。
インパネ運転席側にフタ付インパネポケットを採用。
 
 5.安全性への配慮
国内安全基準に加え、64km/hオフセット前面衝突にも対応した、軽量衝撃吸収ボディー「テクト[TECT] 」を採用した。
全車に、性能を向上した運転席・助手席エアバッグ、前席シートベルトフォースリミッター、前席シートベルトプリテンショナーを採用した。
運転席シートベルトの効果を高めるフォースリミッターには、2段階に作動を制御する可変フォースリミッターを採用(軽四輪車初)した。
リヤシートには、チャイルドシート固定機構を採用。また、ISO−FIX対応チャイルドシート固定用アンカーをオプション設定とした。
ブレーキアシスト付4輪ABSを設定(ターボTには標準装備、他はメーカーオプションで装着)。
 
 6.エンジン
エンジンは全車K6A型オールアルミDOHCエンジンを採用。「K6A VVT」(E、X、Xナビパッケージ)、「K6A M ターボ」(ターボT)の2タイプを設定した。
排ガス性能は、NA車は「平成12年基準排出ガス50%低減レベル〔優−低排出ガス〕」認定(E、X、Xナビパッケージ)を、ターボ車は、25%低減させた「良−低排出ガス」認定(ターボT)を取得した。また、2WD車は、平成22年度燃費基準を達成し「グリーン税制」に適合。自動車取得税が9千円軽減される。(平成14年3月31日届出まで)
トランスミッションは全車コラムシフト4ATを採用。コラム部分を新開発し、スムーズな操作性を実現した。
 
 7.主な装備
 
機種名主要装備
エアコン/パワステ/パワーウィンドー/パワードアロック/キーレスエントリー/リヤシートスライド
Eに加えて
2DIN MD・CD・カセットステレオ+6スピーカー/スモークガラス/電動格納式ドアミラー/カラードサイドドアハンドル/ドアサッシュブラックアウト

ナビパッケージ
Xに加えて
1DINナビゲーションシステム/フルオートエアコン/サブウーハー
(ステレオは1DIN MD・CDステレオに変更)
Xに加えて
アルミホイール/ルーフエンドスポイラー/マフラーカッター/フルオートエアコン
 
 
販売目標台数(月間)       「MRワゴン」 10,000台
 
 
メーカー希望小売価格(消費税を含まず)★は写真掲載の車種
 
商品名ドアエンジン機種名駆動・変速機価 格 (単位・円)
MRワゴン5ドアDOHC
VVT
2WD コラム4AT978,000
4WD コラム4AT1,090,000
2WD コラム4AT★1,135,000
4WD コラム4AT1,247,000

ナビパッケージ
2WD コラム4AT1,275,000
4WD コラム4AT1,387,000
DOHC
Mターボ
ターボT2WD コラム4AT1,250,000
4WD コラム4AT1,362,000
(1)E、X、Xナビパッケージの4輪ABS+ブレーキアシスト装着車は、2.5万円高。但し、ターボTには標準装備。
(2)寒冷地仕様車は、1万円高。但し、4WD車は寒冷地仕様車のみの設定のため、寒冷地仕様代金は上記の価格に含まれる。
(3)パールホワイト、パールイエロー塗装は2万円高。