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背の高い角型デザインを採用し、室内を広くし、使い勝手や扱いやすさの機能も向上 |
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【パッケージング】 |
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1) |
ゆとりと開放感のあるパッケージング |
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背が高く角型の外観イメージを踏襲した上で、屋根を長く広くすることで室内空間をさらに広くして、ゆとりと開放感のある快適な室内とし、荷室の長さと高さも大きくした。 |
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「大人4人がゆったり乗れて荷物もしっかり積めるパッケージング」をさらに追求した。 |
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【デザイン】 |
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1) |
角型の特長的な外観 |
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コンセプトが明快な四角いデザインを採用。長くて幅広いルーフが生む広々としたキャビンを車外から一目で感じることができる。また、ピラーとサイドボディーをほぼ垂直に立てた、力強くて重厚感のあるフォルムが特徴。 |
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「RR」「RR−DI」は、専用のヘッドランプ、フロントグリル、フロント&リヤバンパー、ワイドタイヤ(165/55R14)等を装備し、上級感を演出した。 |
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2) |
全13色の豊富な車体色 |
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新色を加えた全13色の豊富な車体色(標準車9色、RR8色)を設定した。 |
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標準車には新色のブリージンググリーンメタリックを採用。RRにはオリーブグレーメタリック、アズールグレーパールメタリック、ブリリアントイエローの3色を新色として採用した。 |
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3) |
機能的なデザインの内装 |
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インパネには横に流れるような、シャープで機能的なデザインを採用。また操作系も乗員に近く配置し、操作性を向上させた。 |
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全体の質感を高めるため、インパネ表面に新しい幾何学シボを採用し、見切りラインをなくした助手席エアバッグを採用した。 |
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【使い勝手の向上】 |
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1) |
すぐれた乗降性 |
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前席シート高は、乗り降りしやすく視界が良好な、少し高めの635mmとした。また、ドア開口部を広げて乗り降りのしやすさを向上させた。 |
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2) |
操作性と視認性をアップさせた新ATコラムシフトレバー |
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レバーを立てた新形状のコラムシフトレバーを採用、軽い操作で節度感のあるシフトフィーリングとした。また、空調やオーディオなどの操作時に視線を妨げない。 |
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3) |
適切なドライビングポジション |
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フロントシートショルダーアジャスターを全車に標準装備した。 |
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フロントシートのスライド量を20mm増やすとともに、スライドピッチをよりキメ細かく設定した。 |
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運転席シートリフター、チルトステアリングを新採用した。(「FS」、「RR」、「RR−DI」) |
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4) |
盗難抑止に対応したセキュリティアラームの新採用(「FA」を除く) |
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キーレスエントリー以外の操作でドアを開けると、ハザードとホーンで警告し車両盗難やいたずらを抑止するセキュリティアラームを新採用した。 |
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5) |
豊富な収納スペース |
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リッド付インパネポケット、リッド付インパネアッパーボックス、ラゲッジサイドボックス、オーバーヘッドコンソール等の豊富な収納スペースを新たに採用した。 |
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6) |
小回りのきく、最小回転半径 |
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最小回転半径を前モデルの4.2mから4.1mに(155/65R13タイヤ装着車)、さらに小回りのきく設定とした。 |
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7) |
多彩なシートアレンジ |
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ワンタッチで後席が折りたため、フラットなラゲッジスペースとなるダブルフォールディングリヤシートを採用した。また荷室床面の段差を30mm縮小し、ラゲッジスペースをさらにフラットに改良した。 |
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リヤシートは左右独立してスライドし、リヤシートスライド量を30mm増加させること により、居住性を向上させた。(「FA」を除く) |
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8) |
カーウイングスの新採用(ディーラーオプション) |
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会員制の有料情報サービスシステム「カーウイングス」※を導入。メーカーオプションのDVDナビ(スズキ純正)付車、またはディーラーオプションのカーウイングス対応ナビを装着し、カーウイングス対応通信アダプターと携帯電話をつないで利用できる。 |
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※ |
カーウイングスは日産自動車(株)の登録商標であり、日産が提供する情報サービスです。(敬省略) |
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9) |
極寒冷地仕様設定(「FX」4WD ABS付車にメーカーオプション) |
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寒冷地への対策として、以下の4点を盛り込んだ専用仕様を設定した。 |
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i |
エアコンのコンプレッサーで高圧縮した冷媒を、そのまま熱交換器にまわして室内を暖房する新方式ホットガスヒーターシステムを新採用。従来のエンジン熱を利用するシステムに比べ、エンジン始動時の暖房効率を高めた。 |
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ii |
高機能フルオートエアコン |
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iii |
後席にも暖気を運ぶリヤヒーターダクト |
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iv |
ワイパーブレードとフロントガラスの氷結を熱線で溶かすデアイサー機能 |
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(2) |
軽乗用車のプラットフォームを新開発し、乗り心地や快適な走行性を一層向上 |
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【乗り心地の向上】 |
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1) |
新設計サスペンションフレームを採用 |
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新プラットフォームには新設計サスペンションフレームを採用し、振動を低減した。 |
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2) |
サスペンションを一新 |
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フロントロアアームにLアームを採用して、路面から伝わる振動やロードノイズ、エンジン振動を低減した。また、キビキビとした心地よい走りが楽しめる。 |
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3) |
振動騒音対策を徹底 |
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ビードレスフロアパネルを採用して制振材とフロアの密着度を高め、フロアパネル振動の効果的な抑制や、ロードノイズ、こもり音を低減させた。 |
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エンジンとトランスミッションをパワープラント補強材で結合して結合剛性をアップし、エンジン騒音低減した。 |
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吸音タイプダッシュサイレンサーを採用し、エンジン透過音を低減。 |
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4) |
軽量設計 |
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新開発の車体は、軽量設計により、室内空間を大きく広げたにもかかわらず車体重量増加を抑えて燃費向上や走行性能に貢献した。 |
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(3) |
衝突安全性能を向上 |
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1) |
軽量衝撃吸収ボディー「TECT」を一新 |
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フロアパネルとドアにテーラードブランク材を採用。また、センターピラーをはじめ各部に高張力鋼板を多用し、軽量化しながら衝突安全性能を向上させた。 |
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頭部衝撃軽減構造インテリアを新採用し頭部衝突時の傷害軽減に配慮した。 |
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歩行者傷害軽減ボディーを採用した。車体前部のフェンダー、カウルトップ、フードインナーに衝撃吸収構造を採用し、ワイパーシステムにも衝撃吸収構造を採用した。 |
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2) |
ラップアウタープリテンショナーの新採用(運転席) |
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従来からの肩にかかるベルトだけを引き込むリトラクタプリテンショナーに加え、腰にかかるベルトにも引き込み機能の付いた新開発のラップアウタープリテンショナーを採用した。 |
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3) |
可変フォースリミッターの採用(運転席&助手席) |
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前席シートベルトのフォースリミッターを2段階に制御。衝突時にベルト荷重をコントロールし、エアバッグと合わせて乗員への負荷をより細かく制御する。 |
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4) |
EBD付ABS新採用 |
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積載重量に応じて後輪の制動力をコントロールし、リヤブレーキを最大限に働かせるEBD(電子制御制動力配分システム)システム付のABSを設定。 |
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(4) |
環境に配慮した軽自動車初の直噴(DI)ターボエンジンを搭載 |
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1) |
直噴(DI)ターボエンジン搭載車を設定 |
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軽自動車のターボエンジンとして初めて、シリンダー内に直接燃料を噴射する「直噴(DI)」方式を採用したエンジンを「RR−DI」に搭載した。19.0km/Lの低燃費(2WD・4AT車)で、「超‐低排出ガス」車(★★★)認定を取得し、グリーン税制にも適合した。 |
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2) |
DOHC VVTエンジンもより低燃費に(「FA」「FX」) |
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NA車全車(2WD・4WD)「超−低排出ガス」認定を取得、さらに燃費も2010年燃費基準を達成しており、グリーン税制に適合している。 |