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2004年 7月29日
カーシェアリング（車両共同利用）システムに対応した
「ＭＲワゴン カーシェアリング専用車」を発売
スズキ株式会社は、最新の通信技術を利用して無人で車両の貸出しを行うカーシェアリング（車両共同利用）システムに対応した「ＭＲワゴン カーシェアリング専用車」を、8月よりカーシェアリング事業者向けに受注生産で全国発売する。 カーシェアリングシステムとは、少数の自動車を多数の利用者で共同利用する概念で、特に都市部における渋滞、排気ガス、駐車場不足 等の問題の改善が図れると言われる。 今回発売する「カーシェアリング専用車」には、個人認証を行うためのＩＣカード読込装置や、データセンターと通信するための通信機等の装置が搭載され、システムの運用はシーイーブイシェアリング（株）（本社：東京都港区、以下シーイーブイ）が行う。利用者は、必要な時にインターネットに接続されているパソコンや携帯電話などから車両を予約し、無人で貸し出し／返却することができる。 「カーシェアリング専用車」の購入を希望する事業者は、シーイーブイとシステム利用のための契約を結び、スズキ販売店で車両を購入する。 シーイーブイは2002年2月に日本初のカーシェアリング事業会社として会社設立し、スズキも資本参加している。スズキは、これまでに横浜市磯子区の団地（2003年12月〜）や横浜市瀬谷区の集合住宅（2004年3月〜）にＭＲワゴンのカーシェアリング対応仕様の納入実績があり、今後も、カーシェアリング事業の開始が各地で見込めるため、「カーシェアリング専用車」の全国発売を決めた。
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