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2005年 1月12日


軽商用車 新型「アルトバン」を発売

アルトバン

 スズキ株式会社は、ボンネットバンタイプの軽商用車 新型「アルトバン」を、1月12日より全国一斉に発売する。

 新型「アルトバン」は、2004年9月に発売し好評の新型「アルト」の商用車である。 全車5ドアの採用などによる使い勝手の良さや、軽商用車としての高い経済性、運転席・助手席エアバッグの全車標準装備や「歩行者頭部保護基準」に対応した車体構造などの高い安全性が特長である。
 

(1) 軽商用車としての扱いやすさを向上
 全車5ドアを採用した。バックドアに加えてリアドアからも荷物の積み下ろしができ、また、リヤシートを倒したり起こしたりする操作も左リアドアから手軽にできるため便利である。
 荷室寸法を、全長1,185mm×全幅1,200mm×全高905mm(2名乗車時)とし荷物の積載性を向上させた。
 最小回転半径を旧型の4.2mから4.1mに縮め、狭い路地や駐車場などでの扱いやすさを向上させた。
 大型の見やすいメーターを採用し、視認性を高めた。
 エンジンは、キビキビと力強いオールアルミ製DOHC12バルブ0.66L(最高出力40kW)エンジンを搭載した。
 使いやすい大型グローブボックスや、インパネアンダートレー、フロントドアポケットなど、豊富な収納スペースを設定した。
       
(2) 軽商用車としての高い経済性と環境性能
 全車「グリーン税制」に適合。「平成17年排出ガス基準50%低減レベル」認定車かつ「平成22年度燃費基準+5%」達成車となり、自動車取得税が6千円軽減される。
(平成18年3月31日届出まで)
 2WD・5MT車で10・15モード燃費を24,0km/Lとするなど低燃費を実現した。
 車体前後のバンパーには、車体と同色の白色樹脂を採用した。無塗装であるため、バンパーをこすっても塗装はがれがなく経済的に利用できる。
       
(3) 安全性への配慮
 ボンネットやフェンダー、ワイパー周辺部などに、万一の時に歩行者の頭部への衝撃を軽減するフロント衝撃吸収構造を採用、2007年9月から商用車に適用が開始される国土交通省の「歩行者頭部保護基準」を先取りし、認可を取得した。
 軽量衝撃吸収ボディー「TECT」や、運転席・助手席エアバッグの全車標準装備等により乗員に対する衝突安全性を向上させた。
 ルーフ(屋根)と車体をつなぐピラー(柱)と、ルーフサイドの内装などに衝撃軽減構造を採用。乗員の頭部への衝撃を軽減する。

●販売目標台数(月間) 「アルトバン」 2,000台

●メーカー希望小売価格 (消費税込み)
 
商品名 タイプ エンジン 駆動・変速機 価 格 (円)
アルトバン 5ドア 0,66L 2WD・5MT 656,250
2WD・3AT 714,000
4WD・5MT 784,350
4WD・3AT 842,100

※価格にリサイクル料金は含まれない。