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2005年 5月16日


新型「エスクード」を発売

エスクード エスクード

 スズキ株式会社は、本格的四輪駆動の多目的乗用車 新型「エスクード」につき、2.0Lエンジン搭載車を5月16日より、2.7Lエンジン搭載車を6月13日より、それぞれ全国一斉に発売する。

 新型「エスクード」は、1988年に発売し世界におけるコンパクトSUV(Sports Utility Vehicle)の先駆けとなった初代から数えて3代目となる。

 今回の新型「エスクード」は、『エスクードのオリジナリティーと本格オフロード性能を継承し、進化させた新しいSUV』をコンセプトに開発。

 スタイリッシュなデザインに、後輪駆動ベースレイアウトや副変速機を備えた本格的な 4WDシステムの採用など、初代から続くエスクードのオリジナリティーを継承したうえで、ビルトインラダーフレーム構造やLSD付センターデフ方式フルタイム4WDシステム、新開発の四輪独立懸架式サスペンションなどを新たに開発・採用し、高いオフロード走行性能をさらに向上させるとともに、オンロードでのスムーズで快適な走行性能を両立させた。 また安全や環境に配慮した装備を採用するなど、世界で高く評価される性能を追求した。
 

 
●販売目標台数(年間) 「エスクード」 15,000台
 
 
メーカー希望小売価格(消費税込み) ★は写真添付の機種
       
 
商品名 機種名 エンジン 駆動 変速機 車両本体価格(円)
エスクード 2.0XE 2.0L
DOHC
フルタイム
4WD
5MT 1,942,500 
4AT 2,047,500 
2.0XG 5MT 2,100,000 
4AT ★2,205,000 
2.7XS 2.7L
V6 DOHC
5AT ★2,520,000 
全車、5ドア、5人乗り。
パールホワイト2塗装車は、21,000円高(消費税込み)。
2.0XGに設定のSRSカーテンエアバッグ+フロントシートSRSサイドエアバッグ装着車は、63,000円高(消費税込み。2.7XSは標準装備)。
HDDナビゲーション装着車(2.7XS、2.0XGにメーカーオプション)は、210,000円高(消費税込み)。
価格にリサイクル料金は含まれない。
 
 
新型 「エスクード」の主な商品特長
 
  (1) フルタイム4WDシステムを採用
    オンロードでのスムーズな走行性能を損なうことなく、本格4WD車としてのオフロード性能を一層高めるために、センターデフ方式のフルタイム4WDシステムを新たに採用した。
    構造がシンプルでコンパクトなカム式LSD(リミテッド・スリップ・デフ)を採用した。
    初代エスクードから続く副変速機とセンターデフのロック機構を継承。さらに、4つの走行モードを採用することで様々な状況下での高い走破性を実現した。走行モードの切り替えは簡単なダイヤル式スイッチとした。
    エンジンは、直列4気筒2.0LとV型6気筒2.7Lの2種類を設定。2.0Lエンジンには、可変吸気システムを新たに採用し扱いやすさを向上させた。
 
  (2) 頑丈な骨格構造を持ったモノコックボディーとサスペンションを新開発
    軽量なモノコック構造と、頑丈なラダーフレーム構造の両方の長所を取り入れた 「ビルトインラダーフレーム構造のモノコックボディー」を新開発。高いオフロード性能を持ちながら、日常生活などオンロードでの優れた乗り心地を両立している。
    FR(フロントエンジン・後輪駆動)ベースのレイアウトを採用。前後約50:50の理想的な重量バランスを実現した。
    四輪独立懸架式サスペンションを新採用。オンロード、オフロードでの走行性能と乗り心地を一層高めた。
 
  (3) スポーティーで存在感のあるデザインを採用
  <外 観>
    広い前後のトレッドと張り出したフェンダーにより、力強さと安定感を表現した。
    存在感を強調する大径17インチタイヤを採用した(2.7XS、2.0XG)
    スペアタイヤをバックドア取り付けタイプとし、車体色同色のハウジングを装備した。
    ボンネットに初代エスクードのイメージを踏襲したデザイン形状を採用した。
    車体色は、新色2色を含む全7色を設定した。
  <内 装>
    シートや内装材を黒色基調とし、質感の高い落ち着いた雰囲気のインテリアとした。
    スポーティーな大径3連メーターを採用。見やすさと高級感のある自発光式とした。
    インストルメントパネルの一部にシルバー色の加飾を施すとともに、オーディオ・空調コントロールスイッチを一体感のあるデザインとし、質感を高めた。
    AT車のシフトノブにスポーティーなゲート式を採用した。
    シート生地に、幾何学柄の黒/銀二層構造素材を用い、タフさを表現した。
 
  (4) 快適な居住空間と装備
    5人乗車時でもスーツケースを3個立てて収納できる大きな荷室空間を確保。また、タンブルフォールディング式リヤシートを採用し、使い勝手にも配慮した。
    フロントシートはホールド性に優れた大型シートを採用。さらに、運転席には振動吸収パッドを採用し、快適な座り心地を実現した。
    高輝度で長寿命なディスチャージヘッドランプを装備した(2.7XS、2.0XG)
    専用デザインのMD/CDプレーヤーを装備した(2.7XS、2.0XG)
    HDDナビゲーション装着車を設定した(2.7XS、2.0XGにメーカーオプション)
    撥水ガラス(フロントドア)とブルー親水ドアミラーを採用。雨天時の視認性を高めた。
    UVカット&IR(赤外線)カットガラスをフロントウインドーガラスに採用した。
    キーをシリンダーに差し込むことなく、ドアの解錠や施錠、エンジン始動ができる「キーレススタートシステム」を採用した(2.7XS、2.0XG)
    オーディオスイッチ付本革巻ステアリングホイールを採用した(2.7XS、2.0XG)
 
  (5) 安全、環境性能を向上
    ESP(R)(Electronic Stability Program、車両走行安定補助システム)を採用(2.7XS)。スリップや旋回時の横滑りを抑え、安定走行に貢献する(ESPはDaimlerChrysler AGの登録商標)
    EBD付4輪ABS+ブレーキアシストを標準装備した。
    SRSカーテンエアバッグとフロントシートSRSサイドエアバッグを採用した (2.7XSに標準装備、2.0XGにメーカーオプション)
    室内のピラーなどに乗員の頭部を保護する「頭部衝撃軽減構造インテリア」を採用した。
    ボンネットなどに衝撃吸収構造を採用し、万一の際の歩行者の保護にも配慮した。
    リヤシートベルトは3点式を3名分装備した。
    リヤシートに、「ISO FIX対応チャイルドシート固定用アンカー」と「チャイルドシート固定用テザーアンカー」を採用した(リヤ左右2名分)
    不正な複製キーによる車両盗難を防止する、イモビライザーを標準装備した。
    窓を破りドアを開けるとホーンなどで警告するセキュリティアラームを採用した。
    熱線でワイパーとフロントガラスの氷結を溶かすデアイサーを装備した。
    環境にやさしいクリーン性能を獲得。全車、平成17年排出ガス基準50%低減レベルを取得。さらに2.0Lエンジン搭載車は燃費性能も向上させ、グリーン税制に適合。自動車取得税と自動車税が軽減される(平成18年3月31日登録まで)
    触媒ウォームアップ時間を短縮し有害物質の排出量を低減する、新設計のステンレス二重管エキゾーストマニホールドを採用した。