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2006年 7月 4日


スズキ、スポーツコンパクトカーとSUVを融合させた
新型車「SX4」を発売


「1.5XG」  「2.0S」
「1.5XG」 「2.0S」

スズキ株式会社は、乗用車とSUV(多目的乗用車)を融合させた新しいジャンルのコンパクトカー、「SX4」を7月4日より発売する。

「SX4」は、コンパクトカー市場に革命を起こすことを目的とした「クロスオーバー レボリューション」をコンセプトに、スズキが得意とする“スポーツコンパクトの走り”と“SUVの機動性”を融合させた、新しいジャンルの「スポーツクロスオーバーハッチバック」として開発し、スイフト、エスクードに続く新たな世界戦略車として本年3月より欧州で発売している。

「SX4」は、優美さと力強さを併せ持つヨーロピアンテイストの「デザイン」、ゆとりある室内高で乗り降りがしやすく、運転がしやすい快適な「パッケージング」、しっかりしたボディーと俊敏な足回りがもたらす楽しい「走り」を特長とし、4WD車には電子制御4WDシステム[i−AWD]を採用した。
 なお、2.0Lルーフレール付車「2.0XS」の発売を10月上旬に予定している。

● 販売目標台数(年間 )15,000台

 
メーカー希望小売価格(消費税込み) ★は写真添付の機種
 
商品名
グレード
エンジン 駆動・変速機 価 格(円)  
SX4
1.5 E
1.5L DOHC VVT 2WD・4AT 1,491,000  
4WD・4AT 1,701,000  
1.5 G
2WD・4AT 1,648,500  
4WD・4AT 1,858,500  
1.5 XG
2WD・4AT 1,648,500  
4WD・4AT 1,858,500
2.0 S
2.0L DOHC 2WD・4AT 1,827,000
4WD・4AT 2,037,000  
 
パールホワイト塗装車は21,000円高。
「1.5G」「1.5XG」のナビ付車は210,000円高。
価格にリサイクル料金は含まれない。
 
「SX4」の主な商品特長
 

(1) エレガントさと力強さを併せ持つデザイン

【エクステリア】

躍動感のあるウェッジシェイプを採用した。
張り出したフェンダーと力強いショルダーラインを表現した。
走りとスタイリングの安定感を生むワイドトレッドと、存在感を感じるワイドボディーを実現した。
車体側面まで回りこんだ力強いデザインのヘッドランプに、ディスチャージヘッドランプ(「1.5E」を除く)を装備した。
車体色は、新色の赤「サンライトカッパーパールメタリック2」及び、淡青「オーシャンライトブルーメタリック2」を含む全7色(「1.5E」は全5色)を設定した。
 
個性的な2タイプのエクステリアを設定
◆ アウトドアテイストを強調した「1.5XG」のエクステリアの特長
スキーキャリアやサーフボードキャリアなどの装着に便利なルーフレールを装備した。
石ハネによる損傷などを考慮した、力強いデザインのアンダーモールを採用した。
大径16インチ専用アルミホイール&タイヤを装着した。
 
◆ スポーツテイストを強調した「2.0S」「1.5G」のエクステリアの特長
精悍なイメージのエアロバンパーとサイド/ルーフエンドスポイラーを装備した。
ローダウンサスペンションを採用し、スポーティーな印象とした。(「2.0S」のみ)
大径17インチ専用アルミホイール&タイヤを装着した。(「1.5G」は16インチ)
 
【インテリア】
黒を基調としてシルバーを効果的に配色し、力強さと優美さを兼ね備えたデザインとした。
センターコンソールに、サテンメッキ(艶消しメッキ)を用い、上質で機能的な印象とした。
使いやすさを考えた、精緻で上質なデザインの専用オーディオを装備した。(「2.0S」を除く)
スポーティーな本革巻ステアリングホイールを採用した。(「1.5E」を除く)
シート表皮に、黒地の奥からシルバーが光るレイヤード織りを採用した。
 
 
(2) 快適で使いやすいパッケージング
ヒップポイントを少し高めに設定したことで、スムーズな乗り降りを実現するとともに、見晴らしが良く、運転しやすいレイアウトとした。
乗員をしっかり支える、疲れにくく快適な大型フロントシートを採用した。
運転席シートリフターを採用するとともに、豊富な前席のスライド量により最適な運転姿勢を確保した。
後席を前席よりも少し高め(+55mm)に設定し、後席からの見晴らしを良好にした。
荷室床面がフラットになるタンブルフォールディング式リヤシートを採用した。
 
 
(3) 走りが楽しい、しっかりボディーと俊敏な足回り、頼れる4WD
【ボディー&シャシー】
CAE(コンピューターシミュレーション技術)をフル活用して高剛性ボディーを実現。軽量化を図るとともに、ボディー及びサスペンション取り付け部の剛性を高め、操縦性と安定感を両立させた。
  CAEomputer ided ngineering
高性能な新設計サスペンションの採用に加え、各部の剛性を強化することでコーナリング時と直進時の安定感を高めた。
強力でコントロールしやすい大型フロントディスクブレーキを採用した。(「2.0S」にはリヤディスクブレーキも採用)
2.0L車には17インチ、1.5L車には16インチの大径タイヤを装着した。
 
【パワートレイン】
可変吸気システムの採用による、全域でトルクが厚く、扱いやすい<J20A型>2.0L・DOHCエンジンを搭載した。(「2.0S」)
低燃費と高出力を追及した<M15A型>1.5L・DOHC VVTエンジンを搭載した。(「1.5XG」「1.5G」「1.5E」)
4WD車には、エンジンやABSの情報を取り入れて前・後輪のトルク配分を電動制御カップリングで最適に制御する4WDシステム[i−AWD]を採用した。
  i−AWDntelligent ll heel rive
エンジン出力やブレーキを必要に応じて制御する車両走行安定補助システム[ESP(R)を標準装備した。(「2.0S」)
  ESP(R)lectronic tability rogram
※ESP(R)はDaimler Chrysler AGの登録商標です。
 
 
(4) 装備
トンネル通行時や夕暮れ時などに自動的にスモールランプ、ヘッドランプが点灯するオートライトシステムを採用した。(「1.5E」を除く)
オートレベリング機構付のディスチャージヘッドランプを採用した。(「1.5E」を除く)
携帯リモコンを身に付けているだけでドアの施錠や解錠、エンジンの始動ができるキーレススタートシステムを採用した。(「1.5E」を除く)
臨場感あふれる8スピーカーシステムを全車に採用。
オーディオの音量と音質を車速に応じて自動的に調節する、オートボリュームコントロールを採用した。(「2.0S」を除く)
 
 
(5)安全・環境
軽量衝撃吸収ボディー「TECT」、フロントシートベルトにプリテンショナー機構及び、フォースリミッター機構を採用した。
万一の側面衝突時に乗員の頭部を保護するフロントシートSRSカーテンエアバッグと、胸部を保護するSRSサイドエアバッグを採用した。(「1.5E」を除く)
頭部衝撃軽減構造インテリアとブレーキペダル後退抑制機構を採用した。
リヤシートに「ISO FIX対応チャイルドシート固定用アンカー」と、「チャイルドシート固定用テザーアンカー」を採用した(リヤ左右2名分)
万一の接触時にも歩行者の頭部と脚部への衝撃を緩和する「歩行者傷害軽減ボディー」を採用した。
盗難抑止効果を発揮するイモビライザーとセキュリティアラームシステムを採用した。
1.5Lのエンジンは、平成17年排出ガス基準75%低減レベル[☆☆☆☆]を達成し、2.0Lのエンジンは平成17年排出ガス基準50%低減レベル[☆☆☆]を達成した。

内装部材や接着剤などを見直し、車室内VOCの揮発量を低減した。
  ※Volatile Organic Compounds(揮発性有機化合物)