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1999.11.4


車椅子に座ったままスムーズに乗車でき、そのまま送迎できる
福祉車両「ワゴンR 車椅子送迎車」を一部改良し新発売


ワゴンR車椅子送迎車ワゴンR
車椅子送迎車

 


商品の特長
車椅子に座ったままスムーズに乗り降りができ、座ったまま送迎できる福祉車両。
市販の車椅子や電動車椅子「スズキモーターチェア」、電動車両「スズキセニアカー」(三輪タイプ)に加え、「スズキセニアカー ET−4A」(四輪タイプ)の搭載も可能。
内装色とシート表皮の変更 他、内装の質感を一層向上。


 スズキ株式会社は、軽四輪の福祉車両「ワゴンR 車椅子送迎車」を一部改良し、11月4日より全国一斉に発売する。

 「ワゴンR 車椅子送迎車」は、バックドアを開けリヤバンパーに組み込まれたスロープを引き出すことで、車椅子に座ったままスムーズに乗り降りができ、さらに、車椅子をベルトで固定し専用シートベルトを装着することで、車椅子に座ったままでの送迎が可能な福祉車両である。

 また、一般に市販されている車椅子に加え、スズキの販売する電動車椅子「スズキモーターチェア」でも乗車ができ、さらに、高齢者向けの電動車両「スズキセニアカー」での乗車が可能な機種も設定している点も大きな特長の一つとなっている。


1.一部改良のポイント
(1)搭載可能な電動車両の機種を拡大
 従来の車椅子及びセニアカーに加え、99年3月発売のセニアカー 四輪タイプ「スズキセニアカー ET−4A」を搭載可能とした。なお、「ET−4A」はユーザーの上級志向に対応し、乗り心地や、装備を向上させた四輪タイプで、3月の発売開始以降、スズキセニアカー中5割以上の販売を占めるなど、好評を得ている機種である。
スズキセニアカー ET-4Aスズキセニアカー ET-4A
 

(2)内装の質感を一層向上
 内装色とシート表皮を落ち着いた質感の高いものに変更するなど、内装の質感を一層向上させた。
 
2.その他の特長
専用低床設計の車体後部床面と角度の緩やかな3段折畳スロープの採用により、車両への乗り降りが楽にできる。
車椅子を車体に固定する方法は、手動と電動の2タイプ。手動固定式は、2本のベルトを使用して固定し、電動固定式は、後部フロアに内蔵された4本のフック付ワイヤーと電動モーターを使用してスイッチ操作で固定する。
ワゴンRの特長である広い室内スペースを生かし、ゆとりある室内スペースを確保。また、車椅子搭載部の低床化によって、車椅子に座ったままでも自然な乗車感覚を実現した。
バックドアは跳ね上げ式なので雨の日に濡れることが少ない。
運転席・助手席エアバッグ、四輪ABS、シートベルトプリテンショナー、シートベルトフォースリミッターを標準装備。
エアコン(抗菌処理タイプ・エアフィルター付)、AM/FMラジオ付カセットステレオ、パワーステアリング、パワーウインドー、パワードアロック、キーレスエントリー 等 を標準装備。


メーカー希望小売価格(消費税は非課税)
商品名 駆動
トランスミッション
搭載車両
固定方法
搭載車両 価格(単位・円)
ワゴンR
車椅子送迎車
2WD
3AT
手動固定車椅子1,698,000
セニアカー(三輪)
電動固定車椅子1,838,000
セニアカー(三輪)
セニアカー(四輪)