二輪製品ニュース

2017年6月13日

スズキ、新型「GSX-R1000」が
マン島TTのシニアTTレースクラスで優勝

5月27日から6月9日にかけてイギリスの王室属領・マン島にて開催されていた二輪車レース「マン島TT」のシニアTTレースクラスにおいて、スズキ株式会社のイギリス子会社スズキGB社が支援する二輪車レースチーム「ベネッツ・スズキ」のマイケル・ダンロップ選手が、スズキのスーパースポーツバイク新型「GSX-R1000」で優勝した。

マン島TTは、1907年から行われている歴史ある二輪車の公道レースである。今年は、排気量や車両タイプ別に9つのレースが開催された。このうちスズキが優勝したシニアTTレースクラスは、1911年より開催されている最も名誉のあるレースである。

最終日の6月9日に開催されたレースにおいて、今年より全面改良した新型「GSX-R1000」で参戦したダンロップ選手は、スタート後1周目からトップに立ち、2位以降を徐々に引き離して独走状態に入り、2位に13秒以上の差をつけてチェッカーフラッグを受けた。
スズキは、マン島TTにおいて1962年に50ccTTレースクラスで初優勝して以来、数々の勝利を獲得してきた。「GSX-R1000」での優勝は2008年に2つのレースクラスで優勝して以来、9年ぶりとなる。また、シニアTTレースクラスでは2004年以来、13年ぶりの優勝となり、新型「GSX-R1000」の性能の高さを証明する結果となった。

レース結果

  ライダー タイム
1位 マイケル・ダンロップ(スズキ) 1時間9分24.711秒
2位 ピーター・ヒックマン(BMW) 1時間9分38.031秒
3位 ディーン・ハリソン(カワサキ) 1時間9分48.216秒