ホームに戻るニュースリリーストップに戻る
2000年8月10日


二輪車の世界選手権レースで活躍する「スズキ RGV−Γ」をイメージし、専用の車体色を採用した50ccスクーター「ZZ(ジーツー) テレフォニカ モビスターカラー」新発売

       
「ZZ(ジーツー) テレフォニカ モビスターカラー」

チーム テレフォニカ モビスター スズキ RGV−Γ


 スズキ株式会社は、スポーティーな走りとスタイルを追求した50ccスクーター「ZZ(ジーツー)」に、専用の車体色を採用した「ZZ(ジーツー) テレフォニカ モビスターカラー」を設定し、9月11日より全国一斉に発売する。


「ZZ(ジーツー) テレフォニカ モビスターカラー」について

 ロードレース世界選手権500(WGP500)で活躍するスズキのファクトリーチーム「チーム テレフォニカ モビスター スズキ」のレーシングマシン「RGV−Γ」と同じ青色の専用車体色とし、前後のホイールも専用の白色塗装を採用した。さらに、「RGV−Γ」をイメージしたデザインのステッカーを車体横、前部に貼付した特別塗装のスクーターである。


「チーム テレフォニカ モビスター スズキ」について

 チーム テレフォニカ モビスター スズキ」は、ロードレース世界選手権500に参戦するスズキのファクトリーチームである。このレースは世界各地を転戦しながら開催される二輪最高峰のレースで、3月から10月にかけて年間15戦開催される。

 2000年のスズキは、ケニー・ロバーツ 選手と青木宣篤 選手の2名のライダーが「RGV−Γ」を駆り参戦、第10戦のドイツGP(7月23日)を終えた時点でケニー・ロバーツ選手がポイントランキングでトップの座をキープし、今シーズンの優勝に期待がかかっている。

テレフォニカ モビスター…スペイン最大のテレコミュニケーション会社。スズキファクトリーチームの2000年のメインスポンサーである。
●「ZZ(ジーツー)」の主な特長
  1.スポーティーな足回りを採用するなど走行性能を追求
剛性の高い構造の油圧式正立サスペンションを前輪に採用。しなやかに路面の凹凸を吸収し安定感が高い。
最高出力5.3kW(7.2PS)を発揮するパワフルな2サイクル強制空冷単気筒エンジンを搭載。独自の排出ガス浄化システムの採用により、ハイパワーと国内排出ガス規制のクリアを両立。
軽量でシャープなデザインのアルミキャストホイールを前後輪に採用。
 
2.エアロパーツの装着などスポーティーな外観
ハイマウントストップランプを内蔵したウイングタイプのリヤスポイラーやカーボン調のフロントスポイラー、エアインテーク(空気取入口)付のレッグシールドを装着し、外観をスポーティーに演出。
質感の高いブルーリフレクタータイプのヘッドランプと、ホワイトレンズのリヤターンシグナルランプを採用。
迫力ある外観の大径マフラーを採用。
 
3.スクリーン内部に走行風を導入するエアインテークの採用など快適性を向上
シートの下にはフルフェイスのヘルメットが収納できるパーソナルスペース(容量20リットル)を装備。
いたずらや盗難抑止のため、ワンタッチでキー穴を外から見えなくするシャッター付きメインキーを装備。
シートを開けずに給油ができる独立給油リッドを採用。
小物が収納できるフロントレッグシールド内側のインナーラックと、買い物袋をかけることができて便利なコンビニ用フックを装備。


● 販売目標台数(国内/年間)ZZ(ジーツー)シリーズ全体 30,000台


● メーカー希望小売価格(一部地域を除く/消費税を含まず)
ZZ(ジーツー) テレフォニカ モビスターカラー  194,000円
(北海道・沖縄地区は5千円高)
■主要諸元
型式 BB−CA1PB
全長 1,775mm
全幅 635mm
全高 1,060mm
軸距 1,215mm
最低地上高 155mm
シート高 760mm
乾燥重量 79kg
定地燃費 54.0km/リットル(30km/h)
最小回転半径 1.9m
エンジン型式 A155・強制空冷・2サイクル・単気筒
弁方式 クランクケースリードバルブ
総排気量 49cm
内径×行程 41.0×37.4mm
圧縮比 7.1
最高出力 5.3kW<7.2ps>/7,000rpm
最大トルク 7.5N・m<0.76kg-m>/7,000rpm
キャブレター型式 pws14
始動方式 セルフ式 (キック式併設)
点火方式 CDI式
潤滑油容量 1.2リットル
燃料タンク容量 5.2リットル
変速機形式 Vベルト無段変速
ブレーキ形式(前) 油圧式ディスク
ブレーキ形式(後) リーディングトレーリング
タイヤサイズ(前) 100/80-12 56J
タイヤサイズ(後) 110/70-12 47L
乗車定員 1名