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2002年5月22日


650ccの大型スクーター「スカイウェイブ650」発売



 スズキ株式会社は、ライダーの意思でオートマチックモードと マニュアルモードの切り替えを可能とする世界初の電子制御式CVTシステムを搭載した大型スクーター「スカイウェイブ650」を6月1日より全国一斉に発売する。同車の搭載する638ccエンジンは量産スクーターとして世界最大排気量となる。

 「スカイウェイブ650」は、スズキの大型スクーター 「スカイウェイブ」シリーズ(「スカイウェイブ」= 250cc、「スカイウェイブ400」= 400cc)の最上級車として発売するもので、エンジン、トランスミッション及びフレームのすべてを新設計し、外観をステイタス感の高い風格あるデザインとしながら、650ccエンジンの性能を生かしたスポーティーかつゆとりのある走行性能を追求した大型スクーターである。
 主な特長は以下の通り。


(1) スポーティーかつゆとりのある走行性能
量産スクーターでは世界最大の排気量、水冷2気筒DOHC 638ccエンジンを搭載。 高速巡航性能や加速性に優れており、街中から高速道路まで余裕の走りが楽しめる。
量産二輪車で世界で初めて採用する電子制御CVTシステムを装備。走行状況に応じて、オートマチックの変速パターンを「パワーモード」または「ノーマルモード」に選択できるほか、手動変速モードにより5段階のマニュアル変速操作も選択でき、下り坂でのエンジンブレーキの使用や、手動変速によるスポーティーな走りを楽しむことができる。駆動ベルトは耐久性の高い金属、樹脂等を組み合わせた乾式複合ベルトを採用した。
走行中の振動を低減するためにエンジンを車体にフローティングマウントし、アルミ製スイングアームを採用。パワフルなエンジンの駆動力をしっかりと受け止める安定感の高い足回りとした。
フロント15インチ、リヤ14インチの大径ホイールに、量産スクーター初のラジアルタイヤを採用した。
高い制動力を発揮する前後ディスクブレーキを採用し、特にフロントブレーキはダブルディスクを採用した。
   
(2) ステイタス感の高い風格あるデザイン
スポーティーで風格のあるデザインのカウリングに、個性的な2灯式マルチリフレクタータイプヘッドランプ、防風効果の高いボディマウントのリアビューミラーと一体となったターンシグナルランプなどを装着した。
車体後部はスタイリッシュなデザインとし、個性的なデザインの左右分割式リヤコンビネーションランプを採用した。
車体色は、バリアブルシルバーメタリックとパールグラスホワイトの2色を用意した。
   
(3) スクーターとして実用性の高い装備
750mmの低シート高を採用した。さらに、工具を使わずに前後に位置を調整できるバックレストを採用、好みの着座位置を手軽に選べる。
A3サイズのアタッシュケースも収納可能な大容量のシート下のパーソナルスペースを設定、さらにハンドル下部のダッシュボードに3箇所の独立した収納スペースを設け、センターの収納スペース中には、DC電源ソケットを装備。
ダッシュボード右下に操作性の高いブレーキロックを装備した。
盗難抑止やいたずら防止に効果を発揮するシャッター付メインキーを採用した。

● 販売目標台数(年間/国内・海外合計)    計20,000台

● メーカー希望小売価格           859,000円
(但し、沖縄地区は1万円高/消費税を含まず)