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2004年10月20日


扱いやすさ、走行安定性、耐久性を一層向上
ビジネスバイク 新型「バーディー50」を発売

バーディー50


 スズキ株式会社は、商店の業務用など実用バイクとして使用される50ccビジネスバイク「バーディー50」を全面改良し、11月3日より全国一斉に発売する。

 今回の改良では車体やエンジンを一新し、ビジネスバイクに求められる取り扱いのしやすさや荷物積載時の安定性、耐久性を一層高めた。また、価格も1万円(消費税抜き)値下げした。


新型「バーディー50」の主な特長
(1) 重心が低く軽量な車体設計など、取り扱いやすさや安心感を一層向上
14インチタイヤと新設計パイプフレームの採用により、シート高を705mmと低くして足つき性を向上、荷物を運搬中の停車時などに安心感が高い。また車両を乗り降りする際に足を跨ぐスペース(またぎ部)も480mmと低く設定し、頻繁な乗り降りを繰り返す集配業務などで運転者の負担が少なく扱いやすい。
リヤキャリア(荷台)の高さも低くし、荷物の積み下ろし作業を楽に作業できるように配慮した。
新設計のパイプフレームや各部の軽量化によりクラス最軽量の乾燥重量69Kgを実現(標準仕様車)し、扱いやすさを向上させた。 (※50ccビジネスバイククラス)
(2) 前輪サスペンションにテレスコピック式を採用するなど、荷物積載時の走行安定性を一層向上
前輪に従来のボトムリンクサスペンションからテレスコピック式サスペンションに変更した。段差や障害物を斜めに横切る場合でも一層安定した操作性で安心感が高い。
前後タイヤにはがっしりとした14インチの幅広タイヤを採用し、ホイール剛性を向上させた。低重心と幅広タイヤ、剛性の高い前輪により、荷物積載時の走行安定性を一層高めた。
(3) 働くバイクに大切な、耐久性を一層向上
発進、停止を繰り返すことが多いビジネスバイクとして、エンジンの低・中速域の出力を向上させた。また放熱性に優れ、オイル消費量も低減させるめっきシリンダーを採用し、耐久性を向上させた。また、クラッチ板の剛性を上げて耐久性を向上させた。
前後フェンダーには衝撃に強いPP(ポリプロピレン)材を、レッグシールドには頑強なPE(ポリエチレン)材を採用。さらにフロントフォークのインナーチューブには通常よりも皮膜の厚いめっきを施し防錆性、耐久性を向上させた。
(4) 整備性の向上、使い勝手の向上など
チェーンの調整や交換が容易にできる上下分割式のチェーンカバー、4本のネジで脱着可能なレッグシールド、オープンタイプのパイプハンドルなどを採用し、整備性を大幅にアップさせた。
フューエルコックをタンク下に配置し、シートに跨ったままでの確認、操作を容易にした。
メインキーを回すだけの操作でハンドルロックが可能な、便利なメインキー一体型のロック機構を採用した。
ヘッドライトの上部にフロントキャリア(荷台)を標準装備、前カゴの装着が可能。
バイクを降りた時にヘルメットを装着しておくヘルメットホルダーをハンドル上部に設定し、使い勝手を向上させた。
始動が容易に出来るセルフスターター機構を装備した「セル付き」仕様も設定した。
 
販売目標台数(年間)  「バーディ50」シリーズ 合計 12,000台
 
メーカー希望小売価格(消費税込み)
     バーディー50 156,450円
  バーディー50セル付き 174,300円