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2005年2月21日


新型50ccスポーツバイク「GS50」を発売

GS50


 スズキ株式会社は、新型50ccスポーツバイク「GS50」を、2月26日より全国一斉に発売する。
 「GS50」は、高回転までスムーズに回る新開発エンジンを搭載し、マニュアルクラッチのリターン式4段変速機構を採用、オートバイ本来のスポーティーで軽快な走行が楽しめる。また、燃料タンクやテールカウルなどに大型バイクのデザイン要素を取り入れ、大型バイクへステップアップする入門車として位置づけた、新型50ccスポーツバイクである。


50ccスポーツバイク「GS50」の主な特長
(1) スポーティーで軽快な走行が楽しめる
新開発50ccエンジンを搭載。最高出力3.7kW〔5.0PS〕/8,500rpmの高回転までスムーズに気持ちよく回る高出力エンジンを搭載した。また、シリンダーには放熱性と耐磨耗性に優れたスズキ独自の技術である高速めっきシリンダーを採用した。
マニュアルクラッチのリターン式4段変速機構を採用、エンジンの高性能を引き出し、スポーティーで軽快な走りを楽しめる。
キャブレターにエアコントロールバルブを採用し、エンジンの始動性を向上。初心者にも扱いやすいエンジンとした。
   
(2) 安心感を高める性能、装備
軽量化を図り、乾燥重量69kgと軽量で取り回しの良い車体とした。
14インチの小径ホイールの採用などにより、シート高を690mmに設定、良好な足つき性を確保した。
シートを長めに設計し厚さを工夫することで、ニーグリップ(腿と膝で車体をしっかりはさむ状態)しやすい車体とし、軽快で安心感の高い運転操作に配慮した。
前輪に、剛性の高いテレスコピックサスペンションを採用。路面の凹凸を滑らかに吸収して、乗り心地が良く安心感が高い。
30km/h定地走行燃費で95.0q/lの低燃費を実現。さらに、8.0lの大容量タンクの採用により、経済的で給油の手間も少ない。
盗難抑止に効果的なU字ロックを搭載できるホルダーを標準装備した。
   
(3) 大型ネイキッドバイクをイメージしたデザイン
張りのある角型デザインの大容量燃料タンクを採用して、大型バイクのイメージを演出した。
緩やかに伸び上がる形状のシートカウルを採用し、全体のバランスを引き締めた。
迫力のある極太のサイレンサーを上方向に跳ね上げる形で取り付け、スポーティー感を高めた。
ネイキッドバイクの雰囲気を醸し出す、リヤ2本サスペンションを採用した。
車体色は赤色(マーブルエラキスレッド)、紫色(キャンディパスキュアパープル) 、黒色(ソリッドブラック・3月より発売)の3色を用意した。
   
 
販売目標台数(国内・年間) 「GS50」 5,000台
 
メーカー希望小売価格(消費税込み) 208,950円