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2000年1月19日
スズキ株式会社は、小型のバンパー破砕機を自社開発し、3月までに首都圏、近畿圏の主な四輪車ディーラーに導入して、使用済バンパーの回収・リサイクルを進める。バンパー破砕機は、修理・交換時に発生する使用済バンパーをリサイクルする際、車体から取り外したバンパーを細かく砕く装置。通常は、関東・近畿などブロック単位ごとにバンパー破砕機を持つ専門の処理業者が、ブロック内から集荷した使用済バンパーを破砕処理している。この場合、使用済バンパーを処理業者まで運ぶ距離が長く、バンパーの荷姿が大きいため輸送効率が低いという問題があった。 これに対し、今回スズキが開発したバンパー破砕機は、自動車のバンパーやインパネなどの樹脂部品用に設計を行い、小スペース、低コスト化を実現したもので、既存の同種製品に比べ約3分の1程度の面積に設置できる大きさ(長さ1172ミリ×幅536ミリ×高さ1520ミリ)となっている。このためディーラーのサービス工場など、より多くの場所への導入が容易となり、手近な場所で破砕処理が行えるようになる。 使用済バンパーを破砕して運ぶことにより、そのまま運ぶのに比べ約6分の1の容積で済むことから、物流コストの大幅な低減が可能となる。また騒音についても既存製品に比べ静粛性を高め、市街地のサービス工場などへの導入がしやすいものとしている。 このバンパー破砕機は現在、試験的に関東地区の板金・塗装修理拠点(スズキBPセンター埼玉=埼玉県)で稼動しており、1月より、近畿地区の拠点(スズキBPセンター近畿=京都府)への導入に続き、3月までに首都圏、近畿圏の主なスズキ四輪車ディーラーのサービス拠点に導入の予定である。 スズキでは今回の成果に基づき、引き続きバンパー破砕機の導入を行い、使用済バンパーの回収・リサイクルの拡大を図るとともに、将来的にはスズキグループ以外への販売も検討する。 |