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2005年9月26日


スズキ、屋外走行にも適した身体障害者用電動車いす
「ジョイモービル」を国際福祉機器展に参考出品


ジョイモービル

 スズキ株式会社は、屋外や、街中での走行にも適した新しいタイプの電動車いす「ジョイモービル」を開発し、9月27日(火)から29日(木)に開催される「第32回国際福祉機器展H.C.R.2005」(会場:東京ビッグサイト)に参考出品する。

 「ジョイモービル」は、ジョイスティック(*)による操作方式の電動車いすで、身体障害者の方の屋外での走行や、街中での買い物等を楽しく便利に行ってもらえるよう、前後四輪の大径ウレタン入りタイヤと独立したサスペンション、後輪独立2モーターによる駆動制御などを採用し、屋外走行にも適した仕様とした。また、前輪の電動パワーステアリング機構によって、公共施設内やショッピングセンターなどでの走行時の操作性や小回り性にも考慮した。
 (*)前後左右に倒すことによって車いすを操作する棒状のコントローラー

「ジョイモービル」の主な特長
  1. 屋外走行にも適した足回りとコンパクトで小回りの効く車体
四輪それぞれに独立したサスペンションを装備し、歩道や建物入り口等の段差が多いところでの走行をより快適にするとともに、外出先でのパンクの心配の少ない大径280mmのウレタン入りタイヤを採用するなど、屋外走行にも適した足回りとした。
マンション等の狭い通路、エレベータへの乗り入れが可能な寸法とした。
後輪を2つのモーターでそれぞれ別に駆動制御する方式や、操舵角の大きな前輪電動パワーステアリング機構の採用により、旋回半径は110cmと、従来のセニアカーシリーズよりも小さな回転半径(*)となり、コンパクトで小回りの効く車体とした。(*当社従来製品比でマイナス35cm)
  2. パワーステアリング装備でより確実な方向制御が可能
ジョイスティック操作に的確に追従した電動パワーステアリングや、4つの大径タイヤを採用することにより、屋外や街中、段差、傾斜地などの走行時や後進時にも車体をより安定してコントロールできる。また、さまざまな路面状況で、前輪の方向制御がより確実に行なえ、意図する方向への移動を容易にした。
  3. 軽快で斬新な車両デザイン
パイプフレーム構造の車体や明るくカバーされたボディ等により、軽快で斬新なデザインの電動車両とした。
  4. 可変制御プログラムにより運転者にあわせた設定が可能
運転者の操縦能力、姿勢保持能力や走行路面の状況等に合わせて、前・後進速度や左右旋回速度および加速・減速の速度など、運転者に合わせた走行制御プログラムを変更することが可能。設定には、ジョイスティックのレバーを入力装置として使用する。
  5. 前後ハンドグリップ装備
車両を持ち上げる際にも対応できる、パイプ式ハンドグリップを車体の前後に装備し、段差越え等の車両の移動時に便利。