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2017年8月3日

スズキ、2018年3月期第1四半期決算を発表

-増収増益、各利益過去最高-

1. 第1四半期決算の業績概況

当第1四半期の連結売上高は8,693億円と前年同期に比べ1,153億円(15.3%)増加しました。国内売上高は軽自動車販売の増加等により2,669億円と前年同期に比べ169億円(6.8%)増加しました。海外売上高はインド、欧州等での四輪車や二輪車の販売増等により6,024億円と前年同期に比べ984億円(19.5%)増加しました。
連結利益の面では、営業利益は日本、アジア、欧州での損益改善等により851億円と前年同期に比べ259億円(43.8%)増加、経常利益は995億円と前年同期に比べ382億円(62.4%)増加、親会社株主に帰属する四半期純利益は654億円と前年同期に比べ274億円(72.4%)増加しました。

2. 各セグメントの状況

四輪車事業につきましては、国内売上高は昨年度に投入した「ワゴンR」、「スイフト」など新型車の販売貢献等により前年同期を上回りました。海外売上高はインドや欧州等での販売増等により前年同期を上回りました。この結果、四輪車事業の売上高は7,873億円と前年同期に比べ1,029億円(15.0%)増加しました。営業利益は日本、アジア、欧州での損益改善等により794億円と前年同期に比べ236億円(42.4%)増加しました。
二輪車事業につきましては、売上高は新型スーパースポーツバイク「GSX-R1000」や新興国向けスポーツバイク「GSX-R150」の販売貢献等により616億円と前年同期に比べ109億円(21.6%)増加しました。営業利益は前年同期の営業損失6億円から20億円へと黒字になりました。
特機等事業につきましては、売上高は船外機の欧州向け輸出の増加等により204億円と前年同期に比べ15億円(7.9%)増加しました。営業利益は諸経費等の増により37億円と前年同期に比べ3億円(7.4%)減少しました。
所在地別の業績につきましては、日本、欧州、アジア、その他の各所在地で増収増益となりました。

3. 連結業績予想

連結業績予想につきましては、期初予想を据置きとしています。
当社グループは一丸となってあらゆる分野での改革に取り組み、以下の連結業績予想以上を達成すべく事業活動を展開してまいります。

(連結業績予想…通期)
売上高 3兆4,000億円(前期比 7.3%増)
営業利益 2,400億円(前期比 10.0%減)
経常利益 2,550億円(前期比 11.1%減)
親会社株主に帰属する当期純利益 1,450億円(前期比 9.4%減)
(為替レート) 1米ドル=110円、1ユーロ=115円、1インドルピー=1.65円、
100インドネシアルピア=0.85円、1タイバーツ=3.10円

※連結業績予想については、現時点で入手可能な情報及び仮定に基づき算出したもので、リスクや不確実性を含んでおり、当社としてその実現を約束する趣旨のものではありません。実際の業績は、さまざまな要因の変化により大きく異なることがありえますことをご承知おき下さい。実際の業績に影響を及ぼす可能性がある要因には、主要市場における経済情勢及び需要の動向、為替相場の変動(主に米ドル/円相場、ユーロ/円相場、インドルピー/円相場)などが含まれます。