当期の連結売上高は3兆7,572億円と前期に比べ5,877億円(18.5%)増加しました。国内売上高は四輪車販売の増加等により1兆1,167億円と前期に比べ792億円(7.6%)増加しました。海外売上高はインド、欧州等での四輪車や二輪車の販売増等により2兆6,405億円と前期に比べ5,085億円(23.8%)増加しました。
連結利益の面では、営業利益は、アジア、日本、欧州での損益改善等により3,742億円と前期に比べ1,075億円(40.3%)増加、経常利益は3,828億円と前期に比べ961億円(33.5%)増加、親会社株主に帰属する当期純利益は2,157億円と前期に比べ557億円(34.9%)増加しました。
年間配当金につきましては、「中期経営計画 SUZUKI NEXT 100(2015~2019年度)」の連結配当性向目標15%を適用し、1株につき前期に比べ30円増配となる74円とさせていただく予定です。なお、期末配当金は44円となり、前期に比べ17円の増配となります。
四輪事業につきましては、国内売上高は昨年度に投入した「ワゴンR」、「スイフト」に加え、12月に投入した「スペーシア」、「クロスビー」など新型車の販売貢献等により前期を上回りました。海外売上高は、新型「ディザイア」、「スイフト」を投入したインドをはじめ、欧州等での販売増等により前期を上回りました。この結果、四輪事業の売上高は3兆4,358億円と前期に比べ5,402億円(18.7%)増加しました。営業利益はアジア、日本、欧州での損益改善等により3,551億円と前期に比べ1,000億円(39.2%)増加しました。
二輪事業につきましては、売上高はインドでのスクーターや先進国での大型バイクの販売貢献等により2,464億円と前期に比べ401億円(19.4%)増加しました。営業利益は前期の営業損失9億円から営業利益46億円へと黒字になりました。
マリン事業他につきましては、売上高は船外機の新型「DF350A」の北米、欧州を中心とした販売貢献等により750億円と前期に比べ74億円(11.0%)増加しました。営業利益は145億円と前期に比べ20億円(15.9%)増加しました。
所在地別の業績につきましては、アジア、日本、欧州、その他の各所在地で増収増益となりました。
次期につきましては、引続きインドを中心に四輪車の販売増加を見込みますが、一方で為替円高、研究開発費の増加を見込むため、増収減益と予想しております。当社グループは一丸となってあらゆる分野での改革に取り組み、以下の連結業績予想以上を達成すべく事業活動を展開してまいります。
(連結業績予想…通期) | |
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売上高 | 3兆8,000億円(前期比 1.1%増) |
営業利益 | 3,400億円(前期比 9.1%減) |
経常利益 | 3,500億円(前期比 8.6%減) |
親会社株主に帰属する当期純利益 | 2,050億円(前期比 5.0%減) |
(為替レート) | 1米ドル=105円、1ユーロ=130円、1インドルピー=1.65円、 100インドネシアルピア=0.78円、1タイバーツ=3.30円 |