企業ニュース

2018年9月26日

燃費及び排出ガスの抜取検査に関する再調査の報告について

スズキ株式会社は、国土交通省からの確認指示を受け、燃費及び排出ガスの抜取検査に関し、規定の走行モードに合わせられず車速が規定の範囲から逸脱し、その逸脱時間が許容範囲を超えた(「トレースエラー」した)ため本来無効とすべき試験結果を有効なものとして処理した事案があることが判明したため、2018年8月8日に国土交通省に報告書(以下「8月8日付け報告書」)を提出し、その内容を公表しました。

燃費及び排出ガスの抜取検査に関し、8月8日付け報告書の提出後に行われた国土交通省による立入検査での指摘事項を踏まえてさらなる社内調査を行っている過程で、新たな事実が判明いたしました。現時点で当社が把握している内容を別添のとおり、本日、国土交通省に報告いたしました。

8月8日付けの報告書を提出させていただいた時点で把握できなかった事実が、多々判明しており、弊社の調査が極めて不十分であったと言わざるを得ず、心よりお詫び申し上げます。この事態を深く反省するとともに、今回の事案だけでなく、完成検査業務全般について、社外の専門家により、客観性・中立性を確保した上で、徹底的な調査・検証を行っていただき、再発防止策の構築を図って参ります。

お客様やお取引先様はじめ皆様に、多大なご心配ご迷惑をおかけすることになり、誠に申し訳ございません。改めて心よりお詫び申し上げます。