2003年10月14日
第37回東京モーターショーへの出品概要
スズキ株式会社は、第37回東京モーターショーに次の内容の出品を行う。
四輪車ブースでは、「小さなクルマ、大きな未来」をテーマに、スズキが得意とする「小さなクルマ」が、「大きな未来」を拓いていくという理念に基づいたクルマづくりの一端を展示・紹介する。小さいながらも機能にあふれ、走って楽しく快適なクルマたち。これからの大きな未来につながるクルマを提案する。
二輪車ブースでは、「Power to the Future」をテーマに、人々がモーターサイクルに求める夢である、「興奮」、「快適さ」、「楽しさ」、「利便性」の実現を様々な形で表現した展示を行う。
また、両ブースにおいてモータースポーツをより身近に感じて頂けるようJWRCラリー車などのレース車両を展示すると共に、海外生産車コーナーを設置し、世界でのスズキの活躍の一端を紹介する。
主な展示車
(1) 四輪車
<参考出品車>
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● CONCEPT-S2(コンセプト-S2) |
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2002年パリモーターショーで発表したコンセプトカー「コンセプト−S」のイメージ、コンセプトを継承し、さらにその楽しさを発展させたオープンカー。「コンセプト-S2」は、新開発「3分割回転電動格納式オープントップ」を採用してオープンカーとしての楽しさも加え、「走りの楽しさ」を追求したコンセプトカーである。コンパクトながら4人が乗ることのできる室内空間を確保、気持ちのよいオープンドライブが楽しめる。インパネ中央部にテレマティクス対応の13インチインフォメーションディスプレーを採用している。 |
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● S-RIDE(エスライド) |
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「都市型移動ツールとしてのアクティブコミューター」をコンセプトとし、2輪の楽しさと4輪の実用性を兼ね備えた、若者をターゲットとした都市型コミューター。アルミフレームの外殻シェルにタンデム2シーターのレイアウトとし、660cc、3次元カムシャフト吸排気弁駆動のエンジンをリヤミッドシップ(横置き)に搭載した。トランスミッションはCVTを搭載。また近年注目されている「テレマティクス」の将来像の提案も行なっている。 |
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● LANDBREEZE(ランドブリーズ) |
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「環境技術で進化した、自然と共生するコンパクトSUV」がコンセプト。自然循環素材やリサイクル性に優れたアルミ材、石油外資源100%のタイヤなどでクルマを構成している。また、搭載しているハイブリッドエンジンは自然吸気660ccながらSUVとして充分な低中速域でのトルクを実現、燃費の向上につながっている。パッケージング面では乗員レイアウトの見直しとリヤサブドアの採用により、居住性と乗降性の改善を図った。 |
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● モバイルテラス |
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「パッケージング革新が生み出すくつろぎ空間」がコンセプトの燃料電池自動車の将来像を展示。GM(ゼネラル・モーターズ)の燃料電池プラットフォーム“Hy−Wire”を、スズキの得意とするコンパクトカーに最適化、4mの全長にかつてないゆとりを持った3列シートレイアウトと多彩なユーティリティーを持つ、魅力的な室内空間を実現した。パワーユニットはHy−Wire、駆動方式は四輪インホイールモーター(4WD)とした。
両側スライドドア、青空を楽しめるルーフ、フロアやシートのスライドなど「オープンテラス」感覚の室内空間は、移動先でも「くつろぎの空間」を実現する。 |
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● MRワゴンFCV |
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GMとのパートナーシップに基づいて共同開発した燃料電池システムを搭載した燃料電池車。軽自動車という限られたサイズの中に燃料電池ユニットを搭載。高圧水素タンク2本を搭載しつつ、4名の乗車とラゲッジスペースを確保した。 |
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● ツイン・マイ・スタイル |
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「若い女性が持つたくさんのわがままを満たしてくれる、わたしのためのツイン」がコンセプト。現行のツインをベースに、1人で乗ることが多い若い女性のよくばりな欲求を満たす、快適でスタイリッシュな「1人で乗る為の快適な私空間」を創った。 |
<その他の展示車両>
ワゴンR/ エリオ/ IGNIS (海外生産車)/ スイフト(イグニススーパー1600)(ラリー車)他
(1) 二輪車
<参考出品車>
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● G−STRIDER (ジーストライダー) |
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独自の電子制御式CVTを備えた900ccオートマチックエンジンを持ち、滑空するグライダーのように、街中を駆け抜けることを楽しむ、次世代のオートマチックモーターサイクル。
既存のバイクには無い、新しい走行フィーリングと、スズキらしい独自性と革新性にあふれた新しい外観デザインを提案している。ギヤチェンジが不要の簡単操作とよりリラックスした乗車姿勢のG-STRIDERで、「より簡単で」、「より快適な」バイクの新しい世界を拡げる。 |
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● ST250/ ST250 Etype |
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伝統的でシンプルな外観を持つストリートバイク。モーターサイクルの普遍的な美しさを追求し、親しみやすく、懐かしさを感じるオートバイらしいデザインとした。日常の気軽な使用のために、必要かつ十分な性能と装備とした。(Etypeはセルスターターに加えキックレバーも付いたモデル) |
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● チョイノリ SS |
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チョイノリに新しい仲間が登場。
むきだしのハンドルバーやヘッドライトがボーイッシュな雰囲気を漂わせる「チョイノリ SS」。 前カゴつき仕様にも仲間が増え、多様なデザインで様々なチョイノリの世界を提案している。 |
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● GSX-R750 |
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1985年の登場以来、世界のサーキットで記録を塗り替え続けてきたGSX-R750。今回4年ぶりのフルモデルチェンジがおこなわれた。
新設計のエンジンと車体により、さらなる軽量化とコンパクト化を実現した。(輸出車。ミラノショー出品モデル。) |
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● GSX-R600 |
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軽量な車体とハイパワーなエンジンが生み出す高いスポーツ性で人気のGSX-Rシリーズの600ccクラスモデル。歴代最軽量・最強パワーウエイトレシオのスペックを伴ってモデルチェンジされた。(輸出車。ミラノショー出品モデル。) |
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● GSX1400_data |
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サスペンションの動きや車体の挙動を、メインキーに内蔵された媒体に記憶。自宅などのコンピューター上に走行履歴をビジュアル表示する。
そのデータを基に、インターネットの専用サイトからサスペンションセッティングのアドバイスを受けることができる。 |
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● スカイウェイブ650 TypeS |
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スカイウェイブ250やスカイウェイブ400で好評の「タイプS」が、電子制御式CVT搭載の大型スクーター、スカイウェイブ650にも登場。パイプハンドルバーやショートスクリーンを装着し、ベース車の持つステータス性を生かして性能や質感にこだわったデザイン提案モデル。 |
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● DR-Z400S スーパーモタード |
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400cc水冷DOHC単気筒エンジンを搭載した本格的デュアルパーパスモデルDR-Z400
をベースに、17インチホイールや専用の外装を装備し、軽快なスーパーモタードをイメージしたデザインの提案モデル。
(スーパーモタード:オフロードバイクにオンロードタイヤを装着して、舗装路とダート路の複合コースで競われるレースをスーパーモタードと呼ぶ。欧州等で流行している。) |
<その他の展示車両>
GSX1400/ SV1000S/ SV1000/ スカイウェイブ400タイプS/ スカイウェイブ250/ グラストラッカービッグボーイ/
バンバン200/ GSX1300R HAYABUSA(輸出車)/ GSX-R1000(輸出車)/ VINSON LT-A500F (輸出車)/セニアカーET-4D
他
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