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平成16年 6月24日

スズキ株式会社
ゼネラルモーターズ・コーポレーション


スズキとGM、世界戦略エンジンの生産に関し合意
−戦略提携関係の一環−


2004 3.4L Global V6 Engine

スズキ株式会社(以下、スズキ)と米ゼネラルモーターズ・コーポレーション(以下、GM)はこのほど、両社の戦略提携関係の一環として、スズキがGM製V6エンジン生産を行うことで合意した。

スズキは、静岡県榛原郡にある相良工場でGM製の新型世界戦略V6エンジン(排気量3.2Lと3.6L)を生産し、今後導入予定のスズキブランド車に搭載する。生産開始は、2006年の予定である。

鈴木修(スズキ会長兼CEO)は、「自動車産業は世界中で厳しい競争環境に直面している。スズキは、この新型エンジンの生産を行うことにより、GMとの戦略提携関係による相乗効果とコスト削減効果を期待できる」と語った。

スズキとGMの戦略的提携関係は1981年に開始し、これまでに、製品開発、生産、流通など数々の分野において、地球規模での合意を結実させてきた。

リック・ワゴナー(GM会長兼CEO)は、「スズキとGMの戦略提携関係の基本は、各々の顧客と株主に対して付加価値が提供できる協力関係の実現にある。この度の合意もまた、間違い無くこの目標を達成している」と語った。

この度のGMの世界戦略V6エンジンは、オールアルミ製、バンク角60度、DOHC 24バルブのシリーズ。排気量は2.8リッターから3.6リッターまでで、可変バルブタイミング機構など最新のエンジン技術を採用している。GMは、同社の2004年モデルに世界戦略V6エンジンを搭載しており、現在、GMのカナダに在るセントキャサリン工場と、同オーストラリアのフィッシャーマンズベンドにあるホールデン社の工場で生産されている。

以 上