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2004年 9月14日


ドイツの二輪車見本市「インターモト」で
2005年新モデル6機種を発表


 スズキ株式会社は、9月15日から19日までドイツ・ミュンヘンで開催されている二輪車の見本市「インターモト」で、2005年輸出新モデル6機種を発表、出展している。

 今回の見本市では、新機種6モデルを展示する。中、大排気量のスポーツ、スタンダードモデルの人気が根強い欧州市場に向けた新機種として「GSX−R1000」、「バンディット650」、「バンディット650S」の3モデル、また現在二輪市場でトレンドとなっている「スーパーモタード」と呼ばれるジャンルに向けた「DR−Z400SM」や、アメリカンモデルの「イントルーダーM800」、またモトクロス競技車両の「RM−Z450」を展示している。


●「GSX−R1000」

 スズキのスーパースポーツモデルGSX−Rシリーズの最高峰に位置するリッタースポーツモデルであり、「スズキ」ブランド二輪車のフラッグシップモデルである。
 今回の新モデルでは、細部の徹底的な見直しにより更に2Kgの軽量化を図り、166Kgというクラス最軽量の車体重量を実現。新形状のフェアリング(風防)は、投影面積で4%縮小し、空気抵抗をさらに低減させた。
 燃料噴射式エンジンには、ツイン・インジェクター・システムを採用し、あらゆるエンジン回転域において力強い出力が得られる。またバックトルクリミッターの採用により、コーナー進入時の滑らかな減速を可能とし、安定性を高めた。
 GSX−R1000は、スポーツモデルというジャンルにおいて最高の性能を発揮するだけでなく、所有者が満足するスタイリングにもより重点を置いて開発された。

GSX−R1000

●「バンディット650」●「バンディット650S」

 中排気量クラスのスタンダードモデルの中で高い人気を博したバンディット600/バンディット600Sの排気量をアップして「バンディット650」、「バンディット650S」として発表。排気量をアップしたことにより実用域でのトルクをアップして、さらに扱いやすいエンジン特性とした。またシート高やハンドル高の調整機構を装備し、ユーザーの体格に合わせた乗車位置を設定できる。ABS(アンチロック・ブレーキング・システム)付車も設定した。

バンディット650S

●「DR−Z400SM」

 オフロードバイクにオンロードバイクのタイヤを装着した、「スーパーモタード」と呼ばれるジャンルの二輪車の人気が欧州でも高まりつつあり、この市場に「DR−Z400SM」を投入する。モトクロッサー(モトクロス競技車両)で高性能を誇るスズキのRMシリーズで培われたサスペンションの技術や、車体のセッティング技術等を取り入れ、高次元でバランスが取れた卓越した走りを実現している。

DR−Z400SM

●「イントルーダーM800」

 ダイナミックでスタイリッシュなアメリカンタイプのバイク「イントルーダーM800」を展示。ヘッドランプ、燃料タンク、シート、リヤフェンダーなどを新作し、スタイリッシュなラインを創り出し、持つ人を満足させる作りとした。

イントルーダーM800

●「RM−Z450」

 軽量・コンパクトなモトクロッサー(モトクロス競技車両)「RM−Z450」を展示。新開発の4ストローク449cc水冷単気筒4バルブのDOHCエンジンを搭載。低重心による車体の取り回しやすさと、4ストロークエンジンの取り扱いやすさを併せ持ち、モトクロスレースで高い戦闘力を発揮できる仕様とした。

RM−Z450