2005年10月20日
スズキとフィアット、ディーゼルエンジンの
スズキ株式会社と、フィアットオート社、フィアット・パワートレイン・テクノロジー社は、欧州の自動車排ガス規制である「ユーロ5」及び将来の排ガス規制に対応する、排気量2.0Lのフィアット製ディーゼルエンジンについて、スズキによるライセンス生産を検討することで基本合意した。 当該ディーゼルエンジンの生産は、スズキのアジアにおけるいずれかの工場で行われる予定で、生産開始は2010年、年間生産台数は当初10万基を見込んでいる。生産されるエンジンはスズキが全世界を対象に販売していく機種に搭載される予定である。 スズキは、ディーゼルエンジンの生産技術に関してフィアットオート社とフィアット・パワートレイン・テクノロジー社より技術援助を受ける。 さらに、両社の戦略的パートナーシップを発展させる目的で、フィアットグループの自動車部品部門であるマネッティ・マレリ社製のインジェクションシステムについてもエンジンへの搭載を検討することとしている。
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