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2005年11月25日


スズキ、中国の四輪車生産能力を拡張



昌河鈴木の劉洪徳董事長(左)とスズキの中西眞三海外営業本部長

 スズキ株式会社は、中国・江西省にある四輪車製造販売の合弁会社「江西昌河鈴木汽車有限責任公司」(以下、昌河鈴木)が、同じ「昌河航空」系列の四輪車組立工場である「九江昌河汽車有限責任公司」(以下、九江昌河)を傘下に組み入れることで、中国におけるスズキ四輪車の生産能力を拡張させる。

 スズキが45.4%を出資する昌河鈴木は、2004年度はスズキの「キャリイバン」(中国名:「昌鈴王」)、「ワゴンRワイド」(中国名:「北斗星」)などの四輪車を生産した。昌河鈴木が新しく中国市場に投入する「エリオ」(中国名「利亜納」=Liana)を生産するにあたり、九江昌河を傘下に組み入れることで、昌河鈴木の現在の生産能力を年産10万台から16万台まで引き上げ、拡大する中国の自動車需要に応える。

 昌河鈴木では、11月25日、スズキの中西眞三海外営業本部長らが出席して、九江昌河で生産される「エリオ (1.6L)」の発表会を行った。


● 昌河鈴木の概要
  会社名 江西昌河鈴木汽車有限公司
  董事長 劉 洪徳(Liu Hong De)
  所在地 江西省景徳鎮市
  資本金 15,510万US$ (スズキ出資比率:45.4%)
  従業員数 約2千名
  生産能力 乗・商用車計 10万台 (2004年度)