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2005年12月 1日


スズキ、フィアットとの共同開発車
「SX4」を海外市場に投入

SX4
SX4(アウトドアライン)

 スズキ株式会社は、フィアットとの共同開発車「SX4」の生産を2005年12月よりハンガリーの「マジャールスズキ」社の工場にて開始する。「SX4」は、2006年3月のスイス・ジュネーブショーにて展示し、2006年春より欧州で販売開始する予定である。

 「SX4」は、スズキが2003年4月よりイタリアのフィアット社と共同開発してきた次世代クロスオーバー車であり、スズキは車両のコンセプトから生産に至るまでプロジェクトの主要な部分に携わり、フィアット社は様々な面でスズキをサポートしてきた。

 「マジャールスズキ」社では同モデルの年間生産計画を6万台としており、内4万台がスズキの欧州仕様車で、スズキの欧州各国の販売網にて販売される予定である。


●「SX4」の特長
「X-OVERREVOLUTION(クロスオーバーレヴォリューション)」を開発コンセプトとし、スズキが「スイフト」の開発を通じて発展させたスポーティーコンパクトカーにおける「革新」と、「エスクード」を始めとしたSUV分野における「伝統」をクロスオーバーさせ、スズキが得意とするコンパクトカーのDNAを受け継いだモデルである。
SUVの力強さと乗用車の気品を備えた「X-Over(クロスオーバー)デザイン」を採用。「アーバンライン」「アウトドアライン」という二つのバージョンを用意し、「アーバンライン」では気品ある乗用性を強調し、「アウトドアライン」では、SUVの伝統を感じさせる力強い外観としている。
スイッチひとつで変更できる3モード 4x4システム」を備え、走行環境にあわせて2WD/4WDオート/4WDロックの3つのモードから最適な駆動方式を選択できる。
エンジンは1.5L/1.6Lのガソリン、1.9Lのディーゼルの3種類を用意。
欧州でのクルマの使用環境に合わせて開発された高剛性ボディと、サスペンションの高い取り付け剛性により、アクティブなドライビングが体験できる。
安全面では、運転席からの視野が広くなるよう設計された車両デザイン等、アクティブセーフティにも配慮。また電子制御制動力配分装置(EBD)付のABSを全車標準装備とし、横滑り防止装置(ESP)をオプション装備することにより、安全性能を更に向上させている。