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2006年6月2日

日産自動車株式会社
スズキ株式会社



日産とスズキ、事業協力関係を拡大

日産自動車株式会社(本社:東京都中央区銀座 社長:カルロス ゴーン 以下、日産)とスズキ株式会社(本社:静岡県浜松市高塚町 社長:津田 紘 以下、スズキ)は、両社の事業協力関係の拡大について合意に達した。
これまでのスズキ製軽乗用車の日産へのOEM供給や、日産の関係会社であるジヤトコを通じた自動変速機のスズキへの供給等に加え、この度新たに以下の3項目に関する事業協力について検討を進めていく。

1) 国内でのOEM
   2006年末より、日産がスズキにミニバンを、スズキが日産に新たな軽乗用車をそれぞれOEM供給する。
 
2) 海外でのOEM
  2008年から、日産がスズキに小型ピックアップトラック(主に北米向け)を、スズキが日産にAセグメントの新型車(主に欧州向け)をそれぞれOEM供給する。
 
3) 海外での生産協力
  今後成長が期待される市場において、両社の拠点を活用した相互車両生産を行う。まず始めに、スズキのインド工場で開始する。
   

日産の志賀俊之最高執行責任者は、「今回の合意は、これまでのスズキとの事業協力関係を通じて、相互利益の最大化に向け築きあげてきた強固な信頼関係の賜物である。また、今回の事業協力の拡大は、中期経営計画『日産バリューアップ』で取り組んでいる、新規セグメントへの参入及び更なるグローバルでのビジネス拡大への布石となる。」と述べた。

スズキは、日産とのこれまでの事業協力関係を更に拡大し、新たなOEM供給により国内外の生産拠点での量産効果を高め、競争力を強化するとともに、新しい分野での商品ラインアップを拡充する事で、『スズキ中期5カ年計画』の達成を確固たるものにしていく。

 
以上