鈴木俊宏 取締役専務役員 の「プロジェクト スプラッシュ」に関するスピーチ骨子: |
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スズキは2004年以降、世界戦略車として、コンパクトスポーツ「スイフト」、本格的四輪駆動のSUV「グランド・ビターラ(日本名:エスクード)」、及びスポーツクロスオーバーハッチバック「SX4」の3機種を、「スポーツ」をテーマとして展開してきた。 |
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またスズキは2008年シーズンからWRC(世界ラリー選手権)に「SX4」で参戦することを表明しており、今後も「スポーツ」に焦点を当てたクルマの開発を続けていく。 |
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これらの一連のスポーツ性の追求は、スズキのクルマづくりを変革し、ブランドイメージの向上を図るための世界戦略車開発の第1ステージであった。 |
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「プロジェクト・スプラッシュ」は、世界戦略車開発 第2ステージの第1弾として提案する新しいコンパクトカーである。 |
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スズキが得意とする小さなクルマづくりの技術とノウハウを用い、「使いやすさ」や「ユーザーフレンドリー」に焦点を当てている。使う人のライフスタイルや年齢、性別を問わず、日常のショッピングから遠出の旅行まで、家族の誰もがそれぞれの使い方で満足していただけることを目指した、「car for everybody(みんなのためのクルマ)」をコンセプトとしている。 |
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車名の「Splash」は、このクルマにおけるスズキの提案が、静かな水面が飛沫(Splash)をあげて変化するようなインパクトをもつことをイメージしてネーミングした。 |
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今はまだ「デザインスタディモデル」としての出品だが、過去に「コンセプト-S」を「スイフト」として現実化できたように、このモデルについても近い将来に量産化できるように、皆様からの忌憚のないご意見を頂ければと思う。 |
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「プロジェクト スプラッシュ」の特長:高い操縦性能・快適な室内居住性・モダンインテリア |
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各国で高い評価を受けている「スイフト」のプラットフォームをベースとし、高い操縦性能を継承した。これにより、街乗りだけでなく長距離ドライブも快適に楽しむことができる。 |
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背高なデザインは、リラックスできる大きな室内空間を確保し、快適な居住性を生み出した。 |
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コンテンポラリーなインテリアデザインの中に、マルチディスプレイ等の役立つ装備を備えた。 |
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その他の展示車 |
パリモーターショーのスズキブースでは「SWIFT」、「IGNIS」、「SX4」、「GRAND VITARA」、「JIMNY」、「WAGON R+」などの既販売車に加え、欧州の路面状況にあわせ足回りをチューニングした「スイフトスポーツ ユーロスペック」、来シーズンからWRC (World Rally Championship)に参戦するSX4のコンセプトモデル「SX4 WRCコンセプト」、今年のJWRCに参戦中の「スイフト スーパー1600」、今年7月1日にアメリカ・コロラド州で行われた世界最大のヒルクライムレース「第84回パイクスピーク・インターナショナル・ヒルクライム」でモンスター田嶋こと田嶋伸博選手が駆り、優勝した「スズキスポーツ・Grand Vitaraヒルクライムスペシャル」等も参考出品している。 |