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2007年 3月27日


スズキの鈴木修会長にインド政府より叙勲

授与式

スズキ株式会社の取締役会長鈴木修は3月23日、インド大統領官邸において、アブドゥル・カラーム大統領(DR. A.P.J. ABDUL KALAM)より、同氏がインド自動車産業を通じて同国経済の発展に寄与したことにより、「インド国勲章【Padma Bhushan】(パドマ・ブーシャン)」を授けられた。

本年1月26日の第58回インド共和国記念日に、2007年の受勲者が決定、発表されており、このほど大統領官邸において授与式が執り行われたもの。

 スズキは1982年、日本の自動車メーカーの中でいち早くインドに進出し、合弁会社「マルチ・ウドヨグ」社にて自動車生産を開始した。初年度は年間2万台の生産台数であったが、昨年2006年には63万台を生産し、乗用車シェアは54%を占めている。
 今回の受章は鈴木修会長が先頭に立って、故インディラ・ガンジー首相の思いを成就すべく、「マルチ・ウドヨグ」社を通じてインドの自動車産業を牽引する役割を果たし、インド経済の発展に寄与したことが評価されたものである。

鈴木修 スズキ会長は、「このたびは、インド国勲章【Padma Bhushan】(パドマ・ブーシャン)受章の栄に浴し、身に余る光栄でございます。
 1983年の生産開始以来、マルチ・ウドヨグ社が発展を遂げることができたのも、インドの良きパートナーに恵まれたおかげであり、また、インドの方々が日本的な経営方式を理解していただいた賜物と考えております。この受章を励みとして、今後もインドの発展に尽力してまいる所存でございます。」と述べた。