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1998.12.24
スズキ株式会社は、環境に配慮したパイプ曲げ加工の新しい成形技術を開発し、このほど四輪車の排気管の生産ラインに導入する。この技術は、環境改善に加え製品のコスト低減・品質向上にも有効なシステムとなっている。 ![]() ※技術の概要 今回開発した技術はエンジンの排気管などに使用する二重パイプ(パイプの中にもう一本のパイプがある)の内管と外管を均等に曲げ加工する工程で使われる技術で、特殊な塩(えん)を使い次の手順を自動で行うことが大きな特徴。
スズキで従来から行われている二重パイプの曲げ加工は、内管と外管の間に砂を充填する方法で、二重パイプ全体を振動させながら砂を充填、加工後、再び振動させながら砂を排出しており、工程における振動や騒音、粉塵の飛散による作業環境上の課題があった。 ※新技術のメリット
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