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セニアカー安全運転の手引き

セニアカーの正しい取扱いを覚えましょう

基本的な知識

1.運転時の服装について

セニアカーに乗って外出するときは、運転がしやすく、周囲から目につきやすい明るい色の服装と帽子の着用をお勧めします。

2.走行前には必ず日常点検を

走行前には、必ず日常点検を行なってください。
日常点検の方法は、セニアカーに付属の「取扱説明書」をご参照ください。点検で異常が見つかったときは、購入店またはスズキ代理店で点検・整備を受けてから、ご使用ください。

3.正しい運転姿勢とバックミラーの調整

シートに正しい姿勢で座り、左右のひじかけを下ろして、後方確認のためにバックミラーを調整しましょう。

なお、バックミラーでも見えない場所があるので、走り出す前には必ず後ろを振り返って後方確認してください。

4.バッテリーの残量を確認

電源スイッチを「入」にし、バッテリーメーターの残量を確認します。走行途中でバッテリーが切れることのないよう、必ず確認してください。

5.前進・後進の設定

前後進切替レバーで、前進か後進を設定してください。後進時は警告ブザーが鳴ります。

切り替えは停止してから行ないます。走行中に切り替えるとセニアカーは停止します。一旦、アクセルレバーをはなしてから、再スタートしてください。

6.後進の手順

  1. 後方の安全を確認します。バックミラーだけでは見えない場所がありますから、必ず振り返って自分の目で安全を確認してください。
  2. 前後進切替レバーを「後」の位置にします。
  3. もう一度、振り返って後方の安全を確かめます。
  4. そのまま後ろの安全を確かめながら、ゆっくりとアクセルレバーを押し下げ後進をはじめます。

7.最高速度の設定

  1. 前進時には、速度設定ノブで前進速度を1~6km/hに設定できます。
  2. 後進時には、速度設定ノブで後進速度を1~2km/hに設定できます。
最高速度設定の目安。お乗りになる方の身体能力や走行条件・使用場所にあった速度を設定しましょう。
設定速度 速さの目安 設定する状況
1.1km/h 超低速。 狭い通路、エレベーターの出入り
2.2km/h ゆっくり歩く速度。 下り坂、混雑している場所
3.2~4km/h 普通に歩く速度。 通常の走行時
4.5~6km/h 早足の速度。(高速) 平坦で十分広く安全な場所

高速で坂を下りたり急旋回したりすると転倒のおそれがありますので、絶対にしないでください。

8.手動ブレーキとクラッチレバーの使い方

アクセルレバーをはなすと、自動的に電磁ブレーキがかかり、停止します。手動ブレーキは「手押し」時と「駐車」時に使います。なお、手動ブレーキをかけていると、アクセルレバーを押しても走行できません。

※「緊急停止」時のブレーキとしても使用できます。

両手で同時にアクセルレバー操作をしないでください。正確なハンドル操作ができなくなったり、走行に影響をおよぼしたりするおそれがあります。

クラッチレバーが「手押し」になっていると、電磁ブレーキは効きません。車いすを止めることができるのは手動ブレーキのみとなります。

坂道では絶対に「手押し」にしてはいけません。

9.警告ブザー

セニアカーには、警告ブザーが付いています。警告ブザーが鳴ったときは、必ず鳴り方を聞きわけて「なぜ鳴っているのか」を取扱説明書で確認してください。

運転操作には充分に慣れましょう

1.広い場所で充分な練習を

運転に慣れないうちは、公園などの安全な広い場所で充分練習してください。

2.初めて道路に出る時

初めて道路に出る時は、介助者に同行してもらい道路状況など安全を充分に確認しながら走行しましょう。

車幅感覚と軌跡感覚を身につけましょう

曲がるときは、内側の後輪が、前輪よりもさらに内側を通ります。
この内輪差を計算に入れて曲がらないと、後輪が脱輪して側溝に落ちたり、縁石に乗り上げたりして、思わぬ事故につながるおそれがあります。

1.内側と外側に気を配りましょう

曲がり角を曲がる際には、内側と外側の両方に気を配ることが大切です。

2.余裕を持って曲がりましょう

安全に曲がるためには、あまり小さく曲がらないで、内輪差を計算に入れて余裕を持って曲がりましょう。

バッテリーを長持ちさせる上手な使い方

充電するときは「充電ランプ」(緑色)が点滅するまで充電し、途中で止めない。

充電の目安

上手な充電とは

バッテリー残量計が3灯または2灯の状態で充電をするのが上手な使い方です。

充電時の注意!(過充電)

バッテリー残量計が4灯すべて点灯している時はなるべく充電しないでください。

使い過ぎに注意!(過放電)

バッテリー残量計が1灯になった時はすぐに充電をしてください。そのまま使い続けると早期劣化の原因となります。
電源を「入」のまま放置しないでください。

充電方法

電源スイッチが「切」にしてあることを確認し、電源プラグを100Vのコンセントに差し込みます。
充電が開始されると充電ランプが点灯します。充電ランプが点滅したら充電終了です。

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植込み型心臓ペースメーカーなどの医療用電気機器をご使用の方は、充電により医療用電気機器に影響を及ぼすおそれがあります。詳しくは、購入店またはスズキ代理店にお問い合わせください。

知っておくと便利なこと

  • 充電の時に最適なバッテリー周囲の温度は15°~25°Cです。
    この範囲を超える場合は充電時間が長くなります。
  • 気温が10°C以下の屋外で充電されるときは、乗り終えてすぐにバッテリーが暖かいうちに充電するよう心がけてください。

注意していただきたいこと

  • 引火、爆発の恐れがありますので、火気の近くで充電しないでください。
  • 直射日光を避け、風通しのよい場所で充電してください。
  • 雨、露を受けない、湿気の少ない場所で充電してください。

定期点検(1年点検)のお願い

スズキでは、セニアカー・タウンカートをより長く、安全・快適にご使用いただくために、日常点検および新車初期無料点検に加えて、走る・曲がる・止まるといった重要な機能に関する点検・整備を一年毎に行なうように指定しています。定期点検お知らせアラームが作動した場合や、ご購入または前回の点検から1年が経過した場合は、購入店またはスズキ電動車いす販売代理店へ一年点検(有料)をお申し付けください。

※定期点検お知らせアラーム装備車:ET4D-800579~、ET4D-900081~、ET4E-500095~、ET4F-700146~、ET4F-800031~、TC1A-300128~、ET4D6・ET4E6・ET4F6・TC1A4は全車装備

取扱い説明はET4D・4E・タウンカートの説明になっております。機種によって異なりますので、機種ごとの取扱いは説明書をご覧ください。