こんな大雪の時に、本日お休みを頂いて、休んだのはいいけど、自宅の雪を片付けておりました。はあ、疲れる・・・。
しかも、長文を入力して・・・また全文消えちまったヨ!!!お~い、大丈夫か~?サーバーさんよ~(怒号)
小まめにアップロードしないとダメなんかな?せっかくいい事書いたのに、全部パーですよパー((+_+))
気を取り直して・・・整備アーカイブになります。一年点検でご入庫です。ありがとうございますm(__)mジムニー JB23 平成18年式 距離48631㎞ データは2021/0108 11:09です。ご用命は細かいところはあるのですが、調子は良いとの事。早速点検しますが、アイドリングが何だかボソボソしています。年式も年式だし、ん~ヘッドカバーパッキンも滲んでいるし、どうせプラグホールにオイルが溜まってリークしてるんだろう?プラグも一回も変えてないんだろう?という思い込みで←これ、一番ダメな奴(;^ω^)
早速点検しようとインタークーラーを外そうとしますが、モールのネジが腐っていて外れません。中々手ごわいです。インタークーラーはアルミだし、さて、どうしようか?皆さん、小さなネジが回らない時、どうやって外そうとしますか?
私は、「締めます」クッと。以前はどうしたら緩めようと、ショックドライバーとか、ポンチで叩いて回したり、CRCを吹いて回そうとしたりしますが、それでも回らない時や、ネジが腐っている場合は、相手も弱いし、変に叩いて、傷口を更に広げてしまったり・・・色々悩んだ時期もあったのですが、宮大工さんの鳥居の楔をヒントに、ネジが絶対緩まないナットを制作している大阪市のハードロック工業さんの動画を見て、この方法を編み出しました。一度動いてしまえば、こっちのもの。後は得意のシコシコ~で、ネジを丁寧に回していけば、緩みます。逆転の発想です。被害を最小限に抑えることが出来ます。選択肢の一つです。
この方法にて綺麗に外すことが出来ました。で、インタークーラーを外して床に置こうとしたら、オイルのようなものがタラ~ッと出てきます。覗いた画面がこちらです。

タービン側です。ブローバイが綺麗です。オイルもしっかり点検されてて、定期的に交換されてます。少しわかりづらいですが・・・。

イン側です。わかりづらいですが、オイルが溜まってます。
ブローバイがでてるな~年式も年式だから、仕方ないのかな?そしてプラグを点検しますが・・・。あれ?これ、交換してるよ。プラグホールも点検しましたが、3つとも漏れてないよ・・・。ヘッドカバーも外側が滲んでるよ・・・。距離走ってないのでブローバイ自体もそんなに汚れていない。むしろ綺麗なオイルです。
ということで、PCVバルブの点検をしますが・・・。ビンゴ!!カチカチ音が出ません。中で作動していないか?裏を取るため、フィラーキャップを外して確定させます。吹き返しが確認出来ましたので、PCVバルブとヘッドカバーの交換を見積もりして終了です。

取り合えず、インタークーラーは洗浄しました。

タービン側です。まだ奥にちょっと溜まってますが、洗浄し、前よりもよくなりました。
このK6Aエンジンはヘッドカバー漏れが年式的に多いので、とかくパッキンだけ、目が行きがちですが、受け入れの症状を、キチンと把握していることで、しっかり不具合を見つけることが出来ました。漏れているのには必ず理由があります。経年劣化なのか?他に主原因があるのか?ここを見極めることがプロとしての仕事ではないでしょうか?
お客様も少しだけですが、アイドリングの不調は気づいていたのか?こんなものだろうということで思っていらっしゃったようですが、悲しいかな、転勤で、しばらくお店とはさようならのようです(つд⊂)エーン またいつでもお近くへ来られた時は、遊びにお立ち寄りくださいm(__)m
大雪ですが、除雪の事故も多発しております。くれぐれもお気をつけて・・・。
それでは皆様、ご安全に♪