こんにちは。福岡西営業所 店長の井上です!
にぎやかなタイトルから想像できることは何でしょう??
今回は、運転中に現れたら「ドキッ!!」っとしてしまう警告灯たちをご紹介します。
こちらは、スズキ セーフティサポート(自動ブレーキ)関連の機能が、一時的に正しく作動できないことを運転者へお知らせする機能です。
\ 自動ブレーキ関連のシステムが一時停止している / 状態を表しています。
結論から申し上げますと、通常の運転に支障をきたすサインではなく、
自動ブレーキ関連のシステム一時停止をお知らせする表示です。
これらの表示が急に出ると驚きますが、これは安全上の注意をお知らせする大切なサイン。
寒暖差が激しい早朝や、雨の日に条件が合うと表示され、お問い合わせが多い事例。
それでは以下、メカニズムをご説明します。
なぜか?
デュアルカメラブレーキサポートシステム(DCBS)では、2つのカメラを用いて対象を立体的に認識する、人の目と同じ役割をしています。
ということは
例えば、メガネをかけた状態で、レンズに水が付着したら前方の視界は良くありません。
また、朝日や西日を直視すると「まぶしい!!!」って目をそらしてしまいますよね?
クルマも一時的にそのような状態になっているということです。
するとどうなる?
今、「自動ブレーキが正しく作動できません! システム一時停止します!」
「一時的に自動ブレーキ関連がアシストできません!」と運転者へアピールしている表示機能なのです。
でもご安心ください。
視界不良や異物の付着などの一時的不具合が去ったとき、この表示は消灯※します。
(※しばらくしても消灯しない場合、走行をやめ取扱店やJAFまたはロードサービスへご相談ください。)
(このように、雨などの付着で視界不良となり点灯します。)
じゃあどうするの?
前方を認識するカメラ部分は、「ワイパーの作動※」により視界を保てるようになります。
ウィンドーウォッシャー液を噴出させて視界不良となる汚れをワイパーで吹き払いしてください。
(※異物や雪、凍結の場合は、極力車外より除去を行ってください。ワイパーシステムへの負荷やガラスへの傷防止となります)
しかし
運転中に急にたくさん黄色のランプが点灯すると驚きますよね。
一時停止状態では、< (▲マーク) に (!マーク)> が激しく点滅してお知らせします。
ちなみに人間の目は、動くものに目が奪われやすい特徴があるそうで・・・。
(実は中央右寄りに「システム一時停止 視界」と原因を表示しています)
今回のケースで点滅した▲マーク(マスターウォーニング)は故障※というより、注意を促すサインとなっており
・シートベルトの未装着状態であったり
・ドアの半ドア状態をお知らせしたり
・電子キーが車内から持ち出された場合
・自動ブレーキシステムなどの一時停止
などの状態で注意確認をお知らせするために点灯します。
(※警告点灯表示が赤色またはその他黄色の場合、走行を中止し取扱説明書やロードサービス(スズキトラブルサポート等へご確認をお願い致します))
今回、システム一時停止状態で点灯したものは
・ デュアルカメラブレーキサポート(DCBS)作動表示灯(黃)
・ 後退時ブレーキサポート作動表示灯(黃)
・ 車線逸脱警報機能作動表示灯(黃)
・ ハイビームアシスト警告灯(黃)
・ マスターウォーニング(黃)(点滅)
これらの機能を一時的に停止する案内です。
近頃の自動車には、昔見慣れなかった警告灯や注意信号が増えました。
どのようなケースで点灯するか、点灯していても問題ない表示灯か、事前に確認いただいておくとより安心して最新のスズキ車をご利用いただけます。
取り扱い説明書が苦手な方も多いと思いますが、安全の為に必ず!ご一読をお願い申し上げます。
ご不明な点は、当店のサービスフロントまたは担当セールスまで気兼ねなくお尋ねください。