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New しきど不定期通信~知っていそうで知らないはなしシリーズ・・・(1)
私的なことで申し訳ないのですが・・・・・
先日、わが弟より・・・あることで・・・××くん(私のこと・・・)はどんぶり勘定だから・・・・など・・・指摘があり・・・・どんぶりの意味など知らんくせに・・・
思わずクソッ・・・「兄より優れた弟などいないのだぁ~・・・・」 ・・・・(注.1)と叫びたくなるのをこらえ・・・うなずいていたのですが・・・
なんか残るモノもあり・・・
巷でもよく?使われている・・・どんぶり勘定の意味の解説をば・・・
・・・っと言っても・・・昔聞いた話を思い出してみただけなので・・・・・・
どんぶり=丼と思われている方が多いのですが・・・
どんぶりって昔の人が言ってたもので・・・関東地方で使われていた言葉・・・腹巻のことなんですって・・・
昔あった映画「男はつらいよ」シリーズのフーテンの寅さんの腹巻(金太郎さんの腹巻の方が実際近いかも・・・?)をイメージして頂ければいいのですが・・・・
昔の人は大事な物を腹巻の中にしまっていたそうなのですが・・・おサイフなんかも・・・
寅さんの仕事であるバナナのたたき売りを例に話を進めると・・・。
ある日寅さんは(腹巻の中の)財布に2万円入れてバナナ売りに出かけました。
途中、1万円でバナナを仕入れ残りの1万円はおつりです。
出店でバナナをお客さんに売ります。
一房100円で売ってオツリを渡します・・・2房200円・・・
ええい・・・5房買ってくれたからオマケして400円でイイよってな具合に夕方までに全てを売り切って家へ帰り腹巻にしまった財布から取り出したお金を数えてみると2万5千円ありました。朝家を出るとき2万円持ってましたので差引本日は5千円の儲けです。
こういうのをどんぶり(腹巻)勘定っていうのですって・・・・。
仕入れたバナナには一房毎に値段がついていて、売ったバナナにもお客さん毎の売り上げ金額が違います。
(商売毎に値引きなんかもして・・・当然・・・一房あたりの売上金額の変わってくるのですが・・・)
寅さんのどんぶり勘定ではどのバナナをいくらで売ったかがわかりません。単純に朝2万、夕方2万5千円・・・5千円儲け・・・誰にいくらで売ったのかわからない・・・・こういうのをどんぶり勘定って言うのがホントのとこらしいデス・・・(たしかにどんぶり勘定とは大雑把な計算という意味では合っているのですが、1円単位の細かいやり取りだからどんぶり勘定では無いとは単純に言えない・・・・)。
通常、会社では品物を仕入れた時は「仕入れ伝票」売った時は「売上伝票」差額が利益と計算され一つ一つの取引=(お金や物の動き)に必ず伝票(コンビニでさえレシートが付いてくる・・・など)が関連付けられています。
品物やお金の動きに対しては必ず伝票がくっついてくる・・・・なんてことでモノやお金の動きが時系列で追える・・・・(注.2)
・・・・シュマーレンバッハがなんたら・・・ドイツ財務会計学がウンたら・・・とかいうのを思い出しました・・・・(汗)。
長々と・・・最後までご購読ありがとうございました・・・
知ってたよ・・・そんなこと・・・
なんか・・・・訳わからん話・・・なんて思わずにこれからもお付き合いいただけるとうれしいです。
ありがとうございました。
(注.1)ある漫画の結構有名な悪役の台詞です・・・後に兄は弟にボコボコにされマス・・・。
(注.2)今の簿記をはじめ・・・財務会計はコレ。