その他
大人気!!スイフトスポーツ~走行・環境性能①~
走りを研ぎ澄ますために、精緻を極めるために、
エンジニアは妥協を許さなかった
クルマの基本性能である「走る、曲がる、止まる」を高めた、
軽量高剛性の新プラットフォーム「HEARTTECT(ハートテクト」。
プラットフォームの構造や部品の配置を全面刷新することで、アンダーボディーを理想的な骨格構造とし、
基本性能の向上と軽量化を両立。
屈曲した骨格を最短距離で滑らかにつなぐことで、合理的かつシンプルな形状とした。
またサスペンション部品も骨格の一部として利用。
さらに、骨格同士が融合する強い部分を部品の固定に利用することで補強部品を削減した。
これらにより、ボディー剛性を向上させながら軽量化を実現。
スイフトスポーツの俊敏で揺るぎない走りに大きな貢献を果たしている。
すべてはドライビングのために
ボディー剛性の向上と軽量化を高い次元で両立。
超高張力鋼板や高張力鋼板を広範囲に使用し、強固なボディーを追及。
その一方でボディーはもちろんエンジンやサスペンションといった駆動系をはじめ、
内装部品やシートといった細部まで徹底した軽量化を実施し、
970kgという車両重量を達成した。
優れた空力特性をもたらしたスポーティーなフォルム。
コンピューターシュミレーションによる解析と風洞実験を繰り返し空気抵抗を大幅に低減した。
例えばアンダーフロアには効果的にカバーを配して、車体の下を流れる空力を最適化。
大型のルーフエンドスポイラーは空気抵抗の最も少ない形状を追及するとともに、
クルマが浮き上がる揚力を抑えることでタイヤのグリップ力を高め、走行安定性を向上させた。
即時に湧き上がるパワーは、
技術者の情熱そのもの。
数々の最新技術を採用するとともに軽量コンパクト化を実現した
新開発のブースタージェットエンジン。
燃料をシリンダー内に
シリンダー内直接噴射イメージ
ターボチャージャーイメージ
燃料をシリンダー内に直接噴射することで燃料消費を抑えながら混合気を冷却して
ノッキングを抑制する直噴システムを採用。
燃費を向上させた軽量・小型エンジンをベースに排気ガスを利用して、
圧縮した空気をシリンダー内に強制的に送り込むターボチャージャーを搭載した。
走り出した瞬間から力強いトルクが発揮されさらに踏み込めば、
どこまでもパワーが吹き上がるダイナミズムを実感できる。
ウエストゲートバルブ
ノーマルクローズ制御
低中回転域ではウエストゲートバルブを閉めタービン回転数を高く保つことで、
アクセル操作に対するレスポンスを向上させる。
高回転域ではウエストゲートバルブを開き過給圧をコントロールして、
ターボチャージャーを安定させる。
ターボチャージャーから圧送された空気量(過給圧)をウエストゲートバルブの開閉によって精密にコントロール。
エンジン・レスポンスを向上させ、あらゆるギヤ、あらゆる回転域から鋭い加速を実現させた。
次回、
大人気!!スイフトスポーツ~走行・環境性能②~
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