スズキ株式会社が1979年に発売した初代「アルト」が、
特定非営利活動法人日本自動車殿堂の「歴史遺産車」に選定されました。
日本自動車殿堂の「歴史遺産車」とは、日本の自動車の歴史に優れ、
足跡を残した名車を選定し、日本自動車殿堂に登録して、永く伝承するものになります。
今回の選定は「軽自動車の排気量が550ccへの拡大を機にその本質を捉え、
ムダや飾りを省いた低価格車として登場し、
当時低迷していた軽自動車市場を復活させ、
今日の軽自動車の地位を確固たるものにした」という点が評価されました。
初代「アルト」は、1979年5月に運転のしやすさ、使い勝手のよさ、経済性の高さなどを兼ね備えた
実用的な軽自動車として発売され、新しい市場を切り拓きました。
また発売以来、時代にあわせて機能や性能を進化させ、
45年、9代にわたり多くのお客様にご愛用いただき、
国内累計販売台数は約537万台※となるスズキの軽自動車を代表するモデルです。
※アルト乗用車、商用車の届出台数(アルトラパンを除く)、一般社団法人 全国軽自動車協会連合会データより
2024年10月末現在、スズキ調べ。
スズキの製品が「歴史遺産車」に選定されるのは、
2008年の「スズライト」、2020年の初代「ジムニー」、
2022年の「GSX1100S KATANA」、「GSX750S」に続き、4回目となります。