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3月22日(金)
朝5時30分、68台がジョレット・デ・マールをスタート、ラリーはいよいよ本格的に始まった。天候は快晴、LEG1はジョレット・デ・マールから200Km離れた古都タラゴナ北西の山岳地帯に設けられた6つのスペシャルステージ(176.72Km)で競われる。
このラリーでは開催前から色々と事件が起きている。地元の英雄カルロス・サインツ(フォード)は事前テストで岩壁に激突、彼は軽症だったがコ・ドライバーのL・モヤが肋骨を骨折し欠場。ヒュンダイはレッキ中に転倒してきたタンクローリーとぶつかり欠場するなどこのラリーも波乱の幕開けとなった。そして何とこのラリー最初のスペシャルステージ、SS 1は大観衆が押し寄せた為キャンセルとなってしまった。 高速ターマック(舗装路面)を走るラリー・カタルニアは、マシンへの負担が非常に高くなるイベントとして有名だが、イグニス勢にとっても厳しいレグ1となった。チーム
スズキ イグニスはSS2でドイツのシェレ選手が17位、日本人ドライバー丹羽選手は20位、フィンランドのユハ選手は24位。ユハ選手は、パンク、そしてシフトリンケージにトラブルが発生、その後ミッション交換を余儀なくされた。
SS3で40キロ以上にも及ぶ スペシャルステージを初めて経験する事となった丹羽選手は「今日だけで全日本ラリーを数回分走った気がしますね。さすがにWRCはタフです。このステージでは途中でグリップが悪いところがあってうまく止まらずフロントをヒットしてしまいましたが、大した事が無くてまずはほっとしてます。この長いステージはもう一回ありますが、気合を入れなおして頑張りたいと思います。」
丹羽選手の言うとおりこのSS3はもう一度SS6として走る事になるが、何とフィニッシュ近くで山火事が発生し一時はキャンセルの可能性も出るなどまさに一筋縄ではいかないタフなラリー展開となった。
丹羽選手、ユハ選手に比べ順調に見えたシェレ選手にもトラブルが襲い掛かる。
タイムはそこそこ出ているもののパワーステアリングなどに不具合が発生するなど決して楽観視できる状況ではない。最終的には、細かなトラブルが続出してはいるもののトップに7分18秒差の12位、好位置につけた。また一日目にして27台いたマシンも7台がリタイヤ、ユハ選手は15位、丹羽選手は16位で一日目をフィニッシュした。
明日LEG2は、ジョレット・デ・マールの北西のスムーズな山岳路、6つのスペシャルステージを含む総走行距離523,12キロで争われる。 |
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