2010年8月20日

スズキ、軽ワゴン車「パレット」「パレットSW」を一部改良

~燃費向上でエコカー減税対象機種を拡大~

パレット「T」

スズキ株式会社は、軽乗用車「パレット」「パレットSW」を一部改良し、燃費を向上させて環境対応車普及促進税制(エコカー減税)対象の機種を拡大、また「パレット」に新しいターボ機種を設定して8月20日より発売する。

「パレット」「パレットSW」は、広々としたゆとりある室内空間と、乗り降りしやすい後席両側スライドドアで好評を得ている軽ワゴン車である。
今回の一部改良では、副変速機構付CVTに改良を加え、CVTの制御を変更するなど効率を高めたことで22.5km/L(2WD・CVT車)※1を達成した。また全車に燃費効率の良い運転状態をお知らせするエコドライブインジケーターを採用。さらに「パレット」には、新たにターボエンジンを搭載した機種「T」を設定し、お客様にお選びいただけるラインアップを拡充した。

※1 10・15モード燃料消費率(国土交通省審査値)

環境対応車普及促進税制への適合

パレット「T」、パレットSW「TS」の4WD車を除く全車を環境対応車普及促進税制に適合させた。

対象機種 駆動/変速機 自動車取得税
減税率※2
自動車重量
税減税率※2
10・15モード燃料消費率
(国土交通省審査値)※3
パレット L/X
パレットSW XS
2WD/CVT 75% 75% 22.5km/L
4WD/CVT 50% 50% 21.5km/L
パレット T
パレットSW TS
2WD/CVT 50% 50% 21.0km/L
  • ※2 環境対応車普及促進税制による自動車取得税の軽減措置は平成24年3月31日新車届出、自動車重量税の軽減措置は平成24年4月30日新車届出まで。
  • ※3 燃料消費率は定められた試験条件での数値。使用環境(気象・渋滞等)や運転方法(急発進、エアコン使用等)に応じて燃料消費率は異なる。

「パレット」シリーズ共通の主な改良点

  • 副変速機構付CVTに改良を加え、ロックアップ(エンジンと変速機が直結されている状態)の領域を拡大し、CVT内の油圧を下げるなどメカニカルロスの低減を図ることで低燃費化を実現した。
  • 燃費効率の良い運転状態になると点灯する、エコドライブインジケーターを新採用した。
  • ハイマウントストップランプをLED化することで電力消費を抑えた。

「パレット」にターボエンジンを搭載した機種「T」を新設定

  • DOHCインタークーラーターボエンジンを搭載した機種「T」を新たに設定した。
  • 「T」グレードには専用のフロントメッキグリルを採用した。

販売目標台数(月間)「パレット」シリーズ全体 8,000台

メーカー希望小売価格(消費税込み)

★は写真添付の機種

商品名 機種 エンジン 変速機 駆動 価格(円)  
パレット L DOHC
VVT
CVT 2WD 1,207,500  
4WD 1,326,150  
X 2WD 1,270,500  
4WD 1,389,150  
T DOHC
ターボ
2WD 1,386,000
4WD 1,494,150  
パレットSW XS DOHC
VVT
2WD 1,428,000  
4WD 1,546,650  
TS DOHC
ターボ
2WD 1,569,750  
4WD 1,677,900  
  • * 2WDは前輪駆動。
  • * パールホワイト、ミステリアスバイオレットパール塗装車は21,000円高。
  • * バックモニター付CDプレーヤー装着車は42,000円高。(L除く)
  • * 価格には、リサイクル料金、保険料、税金(除く消費税)、届出等に伴う費用は含まれない。
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