スズキ、ガソリン車No.1※1の低燃費35.0km/L※2を達成
軽乗用車「アルト エコ」を発売
スズキ株式会社は、さらなる低燃費化技術を取り入れ、ガソリン車No.1※1の低燃費35.0km/L※2を達成した 軽乗用車「アルト エコ」を12月18日より発売する。
今回一部改良を行った「アルト エコ」は、エネチャージ、新アイドリングストップシステム等、現在採用している低燃費化技術に加え、エンジンの圧縮比向上及び燃焼改善、摩擦抵抗低減、パワートレインの制御最適化により、従来型の33.0km/L※2から2.0km/L向上させて35.0km/L※2を実現。低燃費と軽快な走りを両立した。
また、4WD車と新たに設定した2WD車の寒冷地セットオプション装着車は、ヒーター性能を向上するなど、寒い日のドライブをさらに快適にする機能を充実させた。
「アルト エコ」は、今回の一部改良にあわせて車両本体価格の見直しを行い、消費税抜き79万9千円からのよりお求めやすい価格とした。
機種・燃費一覧
機種名 | 駆動 | 燃料消費率 JC08モード走行 (国土交通省審査値) |
変速機 | 平成17年 排出ガス基準 |
平成27年度 燃費基準 |
エコカー減税※3 |
---|---|---|---|---|---|---|
ECO-L ECO-S |
2WD | 35.0km/L | CVT | 75%低減レベル | +20%達成 | 免税 |
4WD | 32.0km/L |
- ※1 JC08モード走行燃費(国土交通省審査値)に基づく。ハイブリッド車を除く。2013年11月現在、スズキ調べ。
- ※2 燃料消費率JC08モード走行(国土交通省審査値:2WD車)
- ※3 環境対応車普及促進税制(エコカー減税)による自動車取得税の減税措置は平成27年3月31日新車届出、自動車重量税の減税措置は平成27年4月30日新車届出まで。
「アルト エコ」メーカー希望小売価格(消費税込み)
商品名 | 機種名 | エンジン | 駆動 | 変速機 | 価格(円) |
---|---|---|---|---|---|
アルト エコ | ECO-L | 0.66L DOHC 吸排気VVT |
2WD | CVT | 838,950 |
4WD | 938,700 | ||||
ECO-S | 2WD | 943,950 | |||
4WD | 1,043,700 |
- *「ECO-S」に設定のメーカーセットオプション装着車は31,500円高。メーカーセットオプション:LEDサイドターンランプ付ドアミラー、キーレスプッシュスタートシステム、イモビライザー(国土交通省認可品)
- *「ECO-L」2WD車に設定の寒冷地セットオプション装着車は8,400円高。寒冷地セットオプション:ヒーター性能向上、運転席シートヒーター
- *「ECO-S」2WD車に設定の寒冷地セットオプション装着車は10,500円高。寒冷地セットオプション:ヒーター性能向上、運転席シートヒーター、ヒーテッドドアミラー
- *価格には、リサイクル料金、保険料、税金(除く消費税)、届出等に伴う費用は含まれない。
販売目標台数(月間) 「アルト」全体 7,000台
「アルト エコ」の主な改良点
ガソリン車No.1※1の低燃費の実現
圧縮比向上
圧縮比を11.0から11.2へ向上させた。
燃焼改善
ピストン頂面を滑らかにしつつ、なだらかな凹面形状とすることで燃焼効率を改善するとともに、圧縮比を上げたことに伴うノッキングを抑制した。
摩擦抵抗低減
新開発の低フリクション(摩擦抵抗)エンジンオイルの採用や、エンジンオイルポンプの変更によりフリクションを低減した。
パワートレイン制御最適化
エンジン内部部品の変更により油圧特性を見直し、VVT作動領域を拡大。エンジン制御を見直すとともにCVTの変速制御を最適化し、より低いエンジン回転域での走行を可能としたことで燃費を向上した。
寒冷地性能の充実
2WD車に、ヒーター性能を向上させ、運転席シートヒーターとヒーテッドドアミラー(ECO-S)を採用した寒冷地セットオプション装着車を新設定した。
- エンジン始動直後の低水温時にCVTクーラーへのエンジン冷却水の流れを遮断し、短時間で冷却水を温めることで、ヒーターが効き始めるまでの時間を短縮した(寒冷地セットオプション装着車、4WD車)。
- 運転席シートヒーターを寒冷地セットオプション装着車、ECO-L 4WD車※4に採用。
- ヒーテッドドアミラーをECO-S寒冷地セットオプション装着車※4に採用。
- ※4 ECO-S 4WD車には既に採用済。
車体色の新設定
赤(フェニックスレッドパール)とピンク(シャンパンピンクパールメタリック)を新設定し、全7色の車体色とした。