2015年8月5日
スズキ、軽乗用車 「スペーシア」「スペーシア カスタム」が
JNCAP※1予防安全性能アセスメントにおいて
軽自動車の中で最高得点※2を獲得
最高ランクの「先進安全車プラス(ASV+※3)」を獲得
スズキ株式会社のステレオカメラ方式の衝突被害軽減ブレーキ「デュアルカメラブレーキサポート」及び「全方位モニター」を搭載した軽乗用車「スペーシア」「スペーシア カスタム」が、JNCAP※1予防安全性能アセスメントにおいて軽自動車の中で最高※2の45.8点(46点満点)を獲得し、最高ランクの評価「先進安全車プラス(ASV+※3)」をスズキ車で初めて獲得した。
予防安全性能アセスメントは、国土交通省と独立行政法人 自動車事故対策機構(NASVA※4)が自動車の先進安全技術について評価し、結果を公表する制度。前方車両に対する衝突被害軽減制動制御装置(AEBS※5)、車線逸脱警報装置(LDWS※6)、後方視界情報提供装置(バックビューモニタ)の3項目の試験を基に、46点満点の評価点が与えられる。評価点が2点以上の場合には「先進安全車(ASV※7)」として認定され、さらに12点以上の場合は「ASV+」として認定される。
「スペーシア」「スペーシア カスタム」はこれまでレーザーレーダー方式の「レーダーブレーキサポート」を搭載した機種で「ASV」を獲得していた。今回の「デュアルカメラブレーキサポート」搭載車はLDWS、バックビューモニタの項目でもそれぞれ満点を獲得し、AEBSで32点満点中31.8点の高評価となり、新たに「ASV+」を獲得した。
スズキは今後も「安全技術の取り組み」を強化し、積極的に安全性を向上させていく。
スズキの「ASV+」「ASV」獲得車種
衝突被害軽減ブレーキ | 車種 | |
---|---|---|
ASV+ | デュアルカメラブレーキサポート (ステレオカメラ方式) |
スペーシア・スペーシア カスタム |
ASV | レーダーブレーキサポート (レーザーレーダー方式) |
ワゴンR・ワゴンRスティングレー ハスラー アルト・アルトバン エブリイ・エブリイワゴン |
レーダーブレーキサポートII (ミリ波レーダー方式) |
ソリオ・ソリオ バンディット |
試験結果詳細(NASVAホームページ)
http://www.nasva.go.jp/mamoru/active_safety_search/
- ※1 Japan New Car Assessment Program
- ※2 2015年8月現在、スズキ調べ。
- ※3 Advanced Safety Vehicle +
- ※4 National Agency for Automotive Safety and Victim’s Aid
- ※5 Autonomous Emergency Braking System
- ※6 Lane Departure Warning System
- ※7 Advanced Safety Vehicle