1999.1.6
新型軽トラック「キャリイ」・軽キャブバン「エブリイ」を発売
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キャリイターボ |
エブリイ ジョイポップ エアロターボ |
スズキ株式会社は、軽トラック「キャリイ」、軽キャブバン「エブリイ」をフルモデルチェンジし、1月6日より全国一斉に発売する。
軽トラック「キャリイ」・軽キャブバン「エブリイ」は、1961年の発売以来37年間で国内累計約460万台を販売(キャリイ・エブリイ合計)し、また、「キャリイ」は国内全トラック部門で28年間連続販売台数第1位、「エブリイ」は軽キャブバン部門で3年連続販売台数第1位になるなど、多くのお客様に信頼され、愛用されている軽商用車である。
軽商用車は、個人商店や中小の工場・事業所、農家等の「仕事車」として保有され、主に近距離の輸送手段として毎日使用されることが多く、高い経済性・耐久性、優れた使いやすさが求められる。
今回発売する軽トラック「キャリイ」、軽キャブバン「エブリイ」は、「つよく、やさしく、のりやすく」を開発のキャッチフレーズに、新ボディーレイアウトの採用や徹底した車体の軽量化等の技術により、衝突安全性の向上を目的とした国内新安全基準を満たしながら、経済性や耐久性、使いやすさ等軽本来の魅力を一層向上させた。主な特長は以下の通り。
● | セミキャブオーバータイプの新ボディーレイアウトを採用 |
| (1) | 国内の新しい安全基準に対応しながら軽量化を徹底した「軽量衝撃吸収ボディー」を開発
フロント部にボンネットを設け、前輪の取り付け位置を前方へ移動したセミキャブオーバータイプ新ボディーレイアウトを採用するとともに、新開発の3分割フレーム構造を採用することにより、国内の新しい安全基準に対応。さらに、左右のAピラーをつなぐA・Aパイプの採用やドアビーム(ドアの補強)を採用するなど居住スペースの剛性も強化し、衝突安全性の向上を図った。
また、新型車は安全性の向上を目的とし車体を拡大(全長100mm・全幅80mm)しているが、拡大に伴う重量増を極力少なくするために、部品一つ一つを1g単位で見直し、徹底した軽量設計を追求。燃費、経済性、使いやすさの向上につなげた。
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| (2) | その他の安全性への配慮
ステアリングホイール及びステアリングコラムの衝撃吸収構造の採用や、角の少ないインパネデザイン、割れにくい材質のインパネ部材を採用するなど衝突時に乗員に与える二次傷害の軽減に配慮した。
また、運転席SRSエアバッグをメーカーオプションとして設定。エブリイのジョインターボ、ジョイポップターボ、ジョイポップエアロターボには運転席・助手席エアバッグを4輪ABSとセットでメーカーオプションとして設定した。
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| (3) | 幅を広げ扱いやすさを向上させた荷台
「エブリイ」は荷室幅を1,340mmに、「キャリイ」は荷台幅を1,410mmに広げ、扱いやすさを向上させた。
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● | エンジン性能の向上と低燃費の両立 |
| ・ | 車体の軽量設計に加えエンジンの改良により、日常使用での力強さと低燃費を両立。また、低価格で実用域での低燃費と扱いやすさを実現した新開発Siターボ(SOHC6バルブターボエンジン)搭載車を設定。旧型車比でキャリイ低価格タイプを除く全モデルで燃費を向上させた。
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● | 耐久性、整備性の向上 |
| ・ | キャリイは、防錆鋼板の使用範囲の拡大、フレームアンダーコート塗布範囲の拡大により防錆性能を高め、荷台フロアパネルを一体構造化し品質を向上させた。 |
| ・ | エブリイは、サイドボディーパネルを一体構造化し、ボディー剛性・品質を向上させた。 |
| ・ | 排気系にステンレス材を多用し、耐久性を向上させた。 |
| ・ | エンジン搭載位置を運転席シート下に変更したことで、荷台・荷室に荷物を積載した状態でエンジンの点検が可能となり、サービス性を向上させた。 |
| ・ | ラジエーターリザーバータンク、ブレーキオイルタンク、ウォッシャータンクをボンネット内に設置し日常点検整備性を向上させた。また、ボンネット内にはジャッキも搭載。
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● | 使いやすさの向上 |
| ・ | 前輪の取り付け位置を旧型車より前方にしたことで、ドア開口部にタイヤハウスの出っ張りがなく、足元が広く、フロアも低くなり乗降性と居住性が向上した。 |
| ・ | エンジンを車体中央に置き、トレッドとホイールベースを広げたことで乗り心地を向上。 |
| ・ | ウォールtoウォール回転半径を4.3mとし(エブリイは旧型車と同じ)、市街地等で扱いやすい車体とした。 |
| ・ | ステアリングをラック&ピニオン方式とし、またステアリングコラム角を寝かせることにより、ステアリング操作感を向上させた。 |
| ・ | 4WD車は、走行中に2WD←→4WDの切り替えが可能な「ドライブセレクト4×4」を採用し、扱いやすさを向上。また、キャリイ4WDの5MT車には、高速・低速の切り替えができる副変速機を設定(2×5MT)し、悪路での扱いやすさを向上。さらに、キャリイ4WDのターボ車に3速AT車を新しく設定した。 |
| ・ | キャリイのターボエンジン搭載車にはパワーステアリングを標準装備。 |
| ・ | エブリイは、ハイルーフ全車にエアコンを標準装備し、ターボエンジン搭載車にはパワーステアリング、ステレオ、パワードアロック、キーレスエントリーを標準装備。 |
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● | 販売目標台数(月間) | ・キャリイ | 8,000台 |
| | ・エブリイ | 4,000台 |
●メーカー希望小売価格(消費税を含まず)
タイプ
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グレード
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仕様
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エンジン
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駆動・変速機
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価 格
(単位・円)
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3方開
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KA
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―
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SOHC 12バルブ
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2WD 5MT
4WD 2×5MT |
600,000 762,000 |
パワステ付
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SOHC 12バルブ
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2WD 5MT
4WD 2×5MT |
635,000 797,000 |
エアコン付 |
SOHC
12バルブ |
2WD 5MT
4WD 2×5MT |
705,000
847,000 |
ターボ ★
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パワステ付
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Siターボ
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2WD 5MT
2WD 3AT
4WD 2×5MT
4WD 3AT |
695,000
765,000 842,000 912,000 |
農繁
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農業用
仕様
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SOHC 12バルブ
|
4WD 2×5MT |
910,000
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※ 運転席エアバッグ装着車は15,000円高。
タイプ |
グレード |
仕様 |
エンジン |
駆動・変速機 |
価 格 (単位・円)
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標準 ルーフ |
GA |
―
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SOHC 12バルブ
|
2WD 5MT
4WD 5MT |
799,000
919,000 |
ハイ ルーフ |
PA
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―
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SOHC 12バルブ
|
2WD 5MT
2WD 3AT
4WD 5MT
4WD 3AT
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818,000
888,000
938,000
1,008,000
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パワステ付
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SOHC 12バルブ
|
2WD 5MT
2WD 3AT
4WD 5MT
4WD 3AT
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843,000
913,000
963,000
1,033,000
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ジョインターボ
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エアコン・ パワステ付
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Si ターボ
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2WD 5MT
2WD 3AT
4WD 5MT
4WD 3AT
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920,000
990,000
1,040,000
1,110,000
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ジョイポップ ターボ
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エアコン・ パワステ付
|
Si ターボ
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2WD 5MT
2WD 3AT
4WD 5MT
4WD 3AT
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1,120,000
1,190,000
1,240,000
1,310,000
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ジョイポップ エアロターボ★
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エアコン・ パワステ付
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Si ターボ
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2WD 3AT
4WD 3AT
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1,378,000
1,498,000
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※ GA、PAの運転席エアバッグ装着車は15,000円高。ジョインターボ、ジョイポップターボ、ジョイポップエアロターボの運転席・助手席エアバッグはABSとセットで装着し50,000円高。
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