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2000年10月20日


電動アシスト自転車「LOVE(ラブ)」をフルモデルチェンジし、新発売

24インチサイズの「LOVE SNV 24」と26インチの「LOVE SNV 26」の2機種を発売

写真は
「LOVE SNV 24」

 スズキ株式会社は、ペダルを漕ぐ力を電動で補助(アシスト)する電動アシスト自転車「LOVE」をフルモデルチェンジし、24インチサイズの「LOVE SNV 24」と26インチの「LOVE SNV 26」の2機種を設定し、11月9日より全国一斉に発売する。


 「LOVE SNV 24」「LOVE SNV 26」の主な特長
 
(1)重量19.9kgの軽さで発進時や坂道、手押し時の取り回し、段差での持ち上げが楽にできる
車体重量を、従来車「LOVE」の約28kgに対し、新型車は19.9kgと大幅に軽量化し、アシスト機構を搭載しない一般の自転車並の重量を実現した。
一般の自転車並に車体を軽くしたことで、発進時や坂道等では従来以上に軽い力で漕ぐことができ、駐輪場などでの手押し時には取り回しが良く、また段差での持ち上げも軽くできる等、手軽に扱える。
電動アシスト機構に、DCブラシレスモーターを採用した。回転部に接触するブラシと呼ばれる部品がないため、エネルギーの損失が少く高効率な小型・軽量モーターである。
バッテリーにニッケル水素電池を採用。従来車のニカド電池が3.8kgであるのに対し、新型では1.4kgと大幅に軽量化。充電時の持ち運びも手軽に行える。
※19.9kg…SNV24のバスケットとバスケットステー除く重量
 
(2)お求めやすい価格
本体価格は10万円を切る99,800円(バッテリー含む・充電器別)とし、大変お求めやすい価格設定とした。
 
(3)扱いやすさに配慮
ニッケル水素電池専用充電器により、充電時間が、従来車の2.7時間から新型車で1.5時間へと大幅にスピードアップした。
平地や長距離を走りたいときは「省エネモード」、坂道や楽に走りたいときは「入(標準)モード」と、アシスト力を2段階で選べる「省エネモード切替」を採用。走行中でも、道路の状況に応じてハンドル手元のスイッチでモードの切り替えが簡単にでき、省エネモードを効果的に使うことで電池消費量を節約しながらアシストでの走行距離を伸ばすことができる。
アシストの電源スイッチ、パイロットランプ、ライトを手元(左手のハンドル)に集約。ハンドルを握ったまま操作ができる。
ボタンを押すことで6段階にバッテリー残量を表示する「高性能バッテリー残量表示」を採用。
ハンドルを握ったまま(右手のハンドル)グリップを回すだけで、ギヤを3段階に変速できる「3段変速グリップシフト」を採用。
明るい130ルクスの「バッテリーライト」を採用。アシストが切れても約20分間点灯(点滅モード)する。
今回発売する「LOVE」シリーズは、ナショナル自転車工業株式会社が生産し、松下電器産業が販売する「陽のあたる坂道 ViVi」をベースに、OEM供給されるものである。
 
 販売目標台数(年間) 「LOVE」シリーズ 合計10,000台
 
 メーカー希望小売価格(一部地域を除く/消費税を含まず)
 
「LOVE SNV 24」「LOVE SNV 26」
(バッテリー含む・充電器別)
99,800円
リフレッシュ機能付専用充電器10,000円
 
 主要諸元
 
  LOVE(ラブ)SNV26 LOVE(ラブ)SNV24
寸法 全長 1,862mm 1,765mm
全幅 550mm 550mm
サドル高 730〜850mm 725〜845mm
タイヤサイズ 26×1−3/8WO 24×1−3/8WO
軸距 1,141mm 1,103mm
車両重量※ 20.2kg 19.9kg
モーター形式 直流ブラシレスモーター
定格出力 240W
補助力制御方式 踏力比例制御式
バッテリー 種類 ニッケル水素電池
容量 24V−2.8Ah
重量 1,400g
充電器 型式 スイッチング・レギュレーター式
電源 AC100V
充電時間 約1.2時間〜1.5時間
重量 530g
消費電力 81W
変速機方式 内装3段グリップシフト
駆動方式 チェーン式
前輪ブレーキ サイドプル式キャリパーブレーキ
後輪ブレーキ 内拡式ブレーキ
照明装置 バッテリー式前照灯
施錠方式 サークル錠
※ 車両重量: フロントバスケット、バスケットステーを除く。