2014年6月4日

スズキ、新型船外機
「DF200A/DF200AP」を発表

DF200A

スズキ株式会社のアメリカ子会社スズキモーターオブアメリカ社は、スポーツフィッシング艇や、高速クルーザーなどのマリンレジャーから業務用まで、幅広い用途にお使いいただける 軽量で低燃費の新型船外機「DF200A/DF200AP」を発表した。

「DF200A/DF200AP」は、「DF175」で採用している総排気量2,867cm3の直列4気筒エンジンをベースに、吸気システムの見直しや高圧縮比化により、147kW(200PS)の最高出力を実現した4ストロークの新型船外機である。直列4気筒エンジンの採用により軽量化を図るとともに、リーンバーン(希薄燃焼)システムの採用により低燃費を実現した。
さらに「DF200AP」には、世界で初めてプロペラの正/逆回転を統合した画期的な技術「スズキ・セレクティブ・ローテーション」を採用し、操作系を従来の機械式ケーブルから電子制御方式に変更。反応の良いスロットル制御となめらかなギヤ操作を実現した。

現行のV型6気筒エンジンの「DF200」に加え、新たに直列4気筒エンジンの「DF200A/DF200AP」を追加することにより、最高出力147kW(200PS)の船外機のラインアップが充実し、多様なタイプのボートユーザーのニーズに応えることができる。

スズキは、「DF200A」を2014年10月より、「DF200AP」を2015年2月よりスズキの豊川工場で生産し、欧米を中心とする全世界で順次販売を開始していく計画である。

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