2014年7月24日

スズキ船外機が世界累計生産300万台を達成

スズキ株式会社が製造する船外機の世界累計生産台数が、1965年の生産開始から49年で300万台を達成した。これを記念し、愛知県豊川工場にてスズキの鈴木俊宏副社長、および従業員や関係者らが出席のもと、本日記念式典を執り行った。

スズキは1962年に船外機の開発を始め、1965年4月にスズキ初の船外機「D55型」(98cc、5.5馬力)を発売し、その後も世界各国市場の要望にあわせ、幅広いラインナップの船外機を開発してきた。
スズキ船外機は愛知県の豊川工場が生産しているほか、海外では1999年7月からタイのタイスズキ社で5馬力の船外機の生産を開始した。現在では豊川工場で4ストローク船外機(40~300馬力)の中・大型船外機を、タイスズキ社の工場で4ストローク船外機(2~30馬力)と2ストローク船外機(9.9~40馬力)の小・中型船外機の生産を行っている。

スズキ船外機は、NMMA(アメリカマリン工業会)の「技術革新賞」を1987年「DT200Exanté(エグザンテ)」で第1回の受賞以来、1997年「DF60/70」、2003年「DF250」、2011年「DF40A/50A」、2012年「DF300AP」など、同賞を過去7回受賞するなど、船外機の技術に革新をもたらしてきた。これらの高い技術による高品質と耐久性、軽量・コンパクトで優れた使い勝手により、日本だけでなく、今日では海外144の国・地域のお客様にご愛顧いただいている。

本日執り行った記念式典では、鈴木副社長より「今回達成した300万台は通過点であり、スズキは、2015年には船外機販売50周年を迎えることになります。今後もスズキ船外機が、お客様に評価され、愛される商品となるよう、皆様の御協力をお願いします。」との挨拶があった。

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