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2014年10月2日

スズキ株式会社の新型4ストローク船外機「DF25A/30A」が、米国フロリダ州で開催されている「国際ボートビルダーショー（*1）」にて、「アメリカマリン工業会（*2）」より、船外機部門で技術革新賞（2014 IBEX Innovation Award）を受賞した。

• (*1) 国際ボートビルダーショー（IBEX：International BoatBuilders’ Exhibition & Conference）2014/9/30～10/2 フロリダ州タンパにて開催
• (*2) アメリカマリン工業会（NMMA: The National Marine Manufacturers Association）は、北米のレジャーボート業界の主要な協会。

技術革新賞は、マリン産業における新製品のうち、技術的に優れた先進性があり、実用的かつ費用効率が高く、真に消費者の利益となる製品に与えられるマリン技術界最高の賞である。

「DF25A/30A」は、以下の優れた特長が評価されて今回の受賞となった。

• クラス初のローラーロッカーアームやオフセットクランクシャフトなどのメカロス低減技術の採用。
• 寒冷時でもエンジン始動を確実にし、きびきびしたアクセル操作となめらかな走行を可能にしたバッテリーレス電子制御燃料噴射装置。
• リーンバーン（希薄燃焼）制御システムの採用による低燃費性能。
• 部品単位での軽量化によりクラス最軽量を達成。
• ダイレクト吸気とエンジンカバー換気を採用し、吸気温度の低減を図り、燃焼効率を向上させた。

スズキの船外機の同賞の受賞は今回で8回目（内、4ストローク船外機では7回目）となり、スズキ船外機の高い技術力が認められた。