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2002年12月24日


外洋での釣行も楽しめるフィッシングボート
「AGGRESOR (アグレッサー)21」発売



AGGRESOR (アグレッサー)21


 スズキ株式会社は、外洋での釣行にも配慮した船体に140馬力船外機「スズキDF140」を搭載した本格的なフィッシングボート、「AGGRESOR (アグレッサー)21」を2003年2月1日より全国一斉に発売する。
 
 近年、船外機や船体の性能向上により、釣りの行動範囲が外洋へと広がる傾向にある。「AGGRESOR (アグレッサー)21」は、21フィート級のボートで外洋へ出たいというお客様の要望に対応して、船体の強度や安定性を外洋の航行に配慮した性能とし、高性能・高出力の140馬力4ストローク船外機を搭載した。また、釣り時にも便利で安心感の高い仕様・装備を採用した。

「AGGRESOR (アグレッサー)21」の特長
 
外洋での釣行に配慮した船体
船体長は、フィッシングポイントでの操船がしやすい21フィート(約6.55m)とし、船体幅は国産21フィート級のボートとしては幅広の2.55mとし、停船時の安定性と広いデッキスペース(フィッシングスペース)を確保、外洋での釣行に配慮した。
船体構造体の中に浮力体を充填するとともに高い船体強度を実現した。
船尾形状は、後進性に優れた形状を採用した。
 
快適な釣行に配慮したデッキ
船首(バウ)から船尾(スターン)までフロアー全体を広くフラットなスペースとし、釣りのための広いスペースを実現。大物釣りにも足元を気にする事なく、釣りに集中できる。また、船尾(スターン)側は収納スペース(ストレージ)等で邪魔される事なく、船体最後部まで釣りのためのスペースとして活用できる。
デッキ上の全てのポジションで釣りができるように、船体全周に渡り垂直に立ったブルワーク(舷墻<げんしょう>=波がデッキに入ってこないようにする壁)を採用した。また、ブルワークの上部は艤装のしやすさと乗降時の安全性に配慮し、平らで幅広とした。
日本のフィッシングスタイルに合わせ、輸入艇にはない装備として、生簀を装備した。
バウ(船首)デッキも釣りのためのスペースとして活用できる他、バウモーターやウィンチ等の取り付けにも配慮し補強を施した。
バウデッキ上での安全性と作業性を高める為、高さ600mm(最高部、最低部でも500mm)パイプ径25φの左右一体型バウレール(手摺り)を標準装備した。
多人数での釣行時における、多量の荷物も収納できる大型ストレージを、フロアー3ヵ所に設置した。
 
船外機、その他の装備・仕様について
高性能・低燃費・静粛性・クリーンを実現した4ストローク船外機「スズキDF140」を搭載し、パワフルな走航性能と低燃費を両立すると共に、最大40A(12V)の発電量を活かして、様々な航海機器の使用にも対応できる。
コンソールは、コンパクトながらもオプションのマリントイレを設置できるスペースを確保した。
インパネ部には、10インチの大型モニターと、更に6.5インチクラスモニターの2つのモニターを設置可能とし、市場要望の高い、魚探とGPSの同時使用に対応した。
船底には1kWクラスの魚探センサーの能力を最大限に発揮できる様、フラットキール部を設けた。
外洋等で大量の水が打ちこんだ時にも素早く排水できる様、2連のスカッパー(排水穴)をスターンデッキ左右に装備し、高い排水能力を実現した。


●販売目標隻数(年間)   100隻   
 
●メーカー希望小売価格3,300,000 円   
(一部地域除く/消費税を含まず/船検等の諸費用を除く)