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2005年10月3日


スズキ、コンパクトで市街地での使用にも配慮した
新型電動車いす 「タウンカート」を発売


タウンカート

 スズキ株式会社は、同社の「セニアカー」シリーズの新しいラインナップとして、コンパクトで、市街地での使用にも配慮した新型電動車いす「タウンカート」を10月3日より全国一斉に発売する。

  「タウンカート」は、主に足腰に不安のあるお年寄りが外出等に使用する新型電動車いすで、スズキが販売する「セニアカー」シリーズの中でも最もコンパクトな新モデルである。公共施設への乗り入れやマンション内での移動、ショッピングなど、都市部での使用に配慮したコンパクトな車体を採用し、後輪2モーター制御方式によって小回りのきく車体とし、操作性や、乗り心地、使いやすさにも配慮した上で明るく軽快なデザインを採用した。
「タウンカート」の主な特長
  1. コンパクトなボディ
公共施設やショッピングセンターへの乗り入れ、マンション内の通路やエレベーターへの乗り入れなど、狭い場所の多い都市部での使用にも配慮し、小回りのきくコンパクトなボディとした。 (従来のセニアカーに比べ、全長で90mm、全幅で50mm小さくした。)
  2. 後輪2モーター制御方式による小回りのきく車体
ハンドル操作型の電動車いすでは初の後輪2モーター制御方式(後輪の左右のホイールを別々に駆動できる方式)を採用。左右の後輪を別々に駆動させることで、最小回転半径を110cmとした。
  3. 微妙な速度調整が可能
駆動モーターの低速微動制御により、狭い通路やドアの通過時など、低速走行を要する時の微妙な速度調整を可能にした。
  4. 自動車感覚のハンドル操作と広いひざ周りの空間
ハンドル軸にユニバーサルジョイントを採用したことにより、自動車と同じようなステアリングホイールレイアウトを実現。車運転経験者も違和感無く操作できる。また、ステアリング軸を中間で曲げることにより、シート前方の空間が広がり、快適な乗車姿勢がとれる。
  5. 乗り心地の向上
四輪それぞれに独立したサスペンションや、280mmの大径タイヤを採用することにより、乗り心地を一層向上させた。タイヤは外出先でもパンクの心配の少ないウレタン入りタイヤを装備した。
  6. 便利な前後ハンドグリップやレバー式クラッチを装備
セニアカーシリーズでは初めてとなる、パイプハンドグリップを前後に装備し、段差などでの車両持ち上げにも対応した。また、シートバック上方のレバーがクラッチと連動し、手押しの際にも便利。
  7. ファッショナブルなデザイン
明るく軽快なイメージで、市街地でも目立つファッショナブルなデザインとした。 また、操作盤の表示はシンプルで分かりやすい表示とした。
  8. 被視認性を向上させる安全装備
前照灯に、被視認性を向上させる高輝度LEDランプを採用した。(点滅も可能) また、アームレストにウィンカーを内蔵した。
 
メーカー希望小売価格 368,000円
  (電動車いすは消費税非課税商品のため、消費税はかかりません。)