2007年10月11日

スズキ、イタリアのマネッティ・マレリ社、
インドのマルチ・スズキ社との3者合弁で
インドにディーゼルエンジン制御ユニットの生産会社を設立

スズキ株式会社は、インドのマルチ・スズキ・インディア・リミテッド社 (以下マルチ・スズキ社) 及びイタリアのマネッティ・マレリ・パワートレイン社 (以下マネッティ・マレリ社) との3者間で、インドにディーゼルエンジンの制御ユニットの製造会社を合弁にて設立することで基本合意した。

スズキのインドの四輪車製造販売子会社であるマルチ・スズキ社は、ハリアナ州マネサールにあるスズキのエンジン製造子会社「スズキ・パワートレイン・インディア」社が生産する1.3Lのディーゼルエンジンを自社の四輪車に搭載している。このディーゼルエンジンを制御するエンジンコントロールユニット (ECU) は現在、イタリアのフィアット社からの供給を受けている。
新会社は、マネッティ・マレリ社よりECUのハードウェア、ソフトウェアに関する技術協力を受けて、ディーゼルエンジンの燃費性能、環境性能、動力性能、及び車両の性能にまで影響を及ぼすECUを現地生産する。スズキはこの新会社からECUを調達することにより、スズキ車の製品力向上を図るとともに、さらなるコストダウンを進めていく。

新会社の概要

会社名 マネッティ・マレリ・パワートレイン・インディア社 (仮称)
(Magneti Marelli Powertrain India Private Limited)
所在地 ハリアナ州グルガオン市マネサール工業団地内
資本金 450百万ルピー (約13億円)
出資比率 スズキ (30%)、マルチ・スズキ (19%)、マネッティ・マレリ・パワートレイン (51%)
生産能力 50万個/年

※マネッティ・マレリ社はイタリアのフィアット社の傘下にある自動車の電装部品会社

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