2009年8月3日

スズキのパキスタン工場が四輪車生産累計100万台を達成

スズキ株式会社のパキスタンにおける四輪車、二輪車の製造販売子会社であるパックスズキ社(Pak Suzuki Motor Co., Ltd. 本社:カラチ市 社長:永尾博文)は、四輪車の生産累計100万台を達成した。これを記念し、8月1日にユースフ・ラザ・ギラーニ パキスタン首相、渥美千尋駐パキスタン日本大使らを迎えてパックスズキ社の工場にて記念式典を執り行った。

パックスズキ社は、1982年9月に四輪車「フロンテ」の生産を開始して以来、これまでに「キャリイ・トラック」、「キャリイ・バン」、「カルタス」、「アルト」、「ジムニー」等をパキスタン国内向けに生産し、26年間で100万台の累計生産を達成した。

パキスタンでは1975年から国営会社でスズキ四輪車が生産されるなど、スズキにとって歴史のある市場であり、現在では同国での四輪車の占拠率は50%以上(*)を確保しており、インド、ハンガリー、インドネシア、中国等と同様、重要な拠点と位置付けている。2007年10月には、二輪車の代理店であったスズキモーターサイクルズパキスタンと合併し、スズキ製二輪車の生産販売も行っている。

  • (*) 2008年度実績 スズキ車占拠率56.7%

パックスズキ社概要

会社名 PAK SUZUKI MOTOR CO., LTD.
社長 永尾博文
資本金 823百万ルピー(約9.5億円)
出資比率 スズキ73.1%、一般株主26.9%
所在地(本社) カラチ郊外ビンカシム
敷地面積 744,935.5m2
工場建屋面積 83,030m2
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